ドイツレベル ハインケルHe177A-5 グライフ 製作記⑦

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ドイツレベル社より発売されています、ハインケルHe177A-5グライフ爆撃機を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は機体の塗装をした。

今回はさらに蛇行迷彩を施し、マーキングや部分塗装を行う。

レーナ
レーナ

筆者がまたポチってきたよ。

アドルフ
アドルフ

なんてことを。

ヴァルダ
ヴァルダ

難しいキットをずっと作っていたから、組みやすいキットが欲しくなったようだね。

とにかくグライフを進めよう。

もう少しで完成するんだ。

 

 

 

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蛇行迷彩を筆塗りで再現する

ヴァルダ
ヴァルダ

さて問題の蛇行迷彩。

本キットの塗装図ではこんな感じに描かれている。

レーナ
レーナ

なんかものすごく複雑そう。

アドルフ
アドルフ

かなり細い線ですな。

筆者の愛用しているエアブラシのハンドピース、タミヤスプレーワークのベーシックエアーブラシでは難しいかと。

レーナ
レーナ

以前もセモベンテのアメーバ迷彩でなんか失敗していたよね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

今回は最初から筆塗りでこの蛇行迷彩を再現してみる。

下地がスプリッター迷彩だったので、失敗したらやり直しが難しい。

アドルフ
アドルフ

ぶっつけ本番は厳しいので、先に鉛筆を使って下書きを行います。

とりあえず水平尾翼から……。

レーナ
レーナ

うねうねと……。

ヴァルダ
ヴァルダ

下書きをやってから迷彩を描こうとすると手でペタペタ触れているうちに下書きが消えてしまう。

またどこまで進めたか確認出来ず、筆者のモチベーションも下がる。

なのである程度書いたらそのまま迷彩を塗ってしまおう。

レーナ
レーナ

蛇行迷彩の指定色はRLM76ライトブルー

中期以降のドイツ軍戦闘機の下面色に多用されているやつだね。

これを面相筆で塗っていくよ。

筆は筆者がいつも愛用しているクレオスのシリコングリップのもの。

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アドルフ
アドルフ

多少透けていますが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

最初は2回塗る予定だったけど、この様子じゃ筆者はこれを2回塗る気力はなさそうだね。

ウェザリングで上手く馴染ませよう。

レーナ
レーナ

主翼も下書き。

……やっぱり塗装図のディティールと実際のディティールが噛み合わないような。

アドルフ
アドルフ

筆者の長年の勘で進めていきます。

レーナ
レーナ

アテにならなそうだなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

上部と側面の迷彩がどのように噛み合うかここではまだ不明。

とりあえず様子見のため、いったん主翼と尾翼だけ迷彩を施して、胴体は後回しだ。

アドルフ
アドルフ

胴体の主翼付け根下部はRLM70ブラックグリーンで蛇行迷彩が施されています。

この段階で塗り分けてしまいましょう。

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ヴァルダ
ヴァルダ

例によってエンジンナセルが邪魔で一部塗装図から見えない部分がある。

適当にそれらしく筆者はやっつけてしまっている。

レーナ
レーナ

そういえばRLM76もそうだけど、ラッカー塗料で筆塗りなんだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の手持ちにアクリル塗料の各色がなかったのでね。

今回はMr.カラーを筆塗りに用いた。

アドルフ
アドルフ

ラッカー塗料だと下地が溶けて混ざってしまうことが多々ありますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

そして胴体のライトブルー蛇行迷彩。

一部上面と側面のつじつまが合わなく、塗装図のままでは上手く繋がらなさそうな場所があった。

その辺りは筆者が適当にアレンジして繋げてしまっている。

レーナ
レーナ

特に主翼や尾翼の付け根周りが少し繋がりにくい感じかな?

アドルフ
アドルフ

なにはともあれ、これで蛇行迷彩は終了ですな。

文字と画像だけだとあっという間ですが、実際は何日もかけて施しています。

 

デカール貼り ~鉤十字を確保せよ~

ヴァルダ
ヴァルダ

続いてデカール。

大型機だけあって、デカールも大量に付属。

しかしアレが収録されていない。

レーナ
レーナ

ハーケンクロイツだね。

このメーカーはドイツだし……。

ヴァルダ
ヴァルダ

仕方ないので他所から持ってくることに。

他キットの余剰品でもいいけど今回は筆者が購入して放置していた、海外の鉤十字マークセットを使ってみよう。

レーナ
レーナ

こんなのがあるんだ。

アドルフ
アドルフ

左はエクストラデカール、右はBegemotというメーカーのものだそうです。

筆者は保有していませんが、キッツワールドというメーカーのものもあるそうですな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

今回はBegemotのデカールを使う。

このデカールは本来1/48スケール用のもの。

ただHe177の鉤十字は当時の写真を見たところ、かなり大きく描かれていたようだ。

なので1/48用のデカールを使ってしまう。

アドルフ
アドルフ

当時の写真によるとHe177は個体によって迷彩の種類がいくつもあり、それに伴って鉤十字の大きさや色も違うようですな。

色は通常の黒い本体に白縁と黒縁付きが多数派のようですが、この蛇行迷彩の機体はどうやら白縁のみの鉤十字のようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

機体によってある程度サイズは決まっている。

今回使ったのはセットの6番のサイズ。

これだけ機体の指定が無かった。

レーナ
レーナ

シートを見た感じ1番のHe111/Ju88用より小さくて、5番のJu87用よりも大きく見えるね。

ヴァルダ
ヴァルダ

1/48用だけど、小さいサイズは1/72キットにも使える。

主に戦闘機用の小さいものが、1/72スケールの双発戦闘機・爆撃機にも使える感じだ。

アドルフ
アドルフ

デカール類は劣化が心配なので、惜しまず使いたいところですな。

レーナ
レーナ

貼り付けてみたけど……なんか目立たないね。

アドルフ
アドルフ

いわゆるロービジというやつですな。

大戦後期の爆撃機・夜間戦闘機なんかは特に目立たないよう、白縁のみの鉤十字を描いた機体がよく見られます。

筆者が今まで作った中ではJu87G-2なんかがそうでしたな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

キットに元から付いてきたデカールも貼り付けるとこんな感じに。

結構細かいものが多いから苦労する。

アドルフ
アドルフ

ここも一部塗装図とキットでディティールが異なる箇所がありましたな。

なので一部マークを貼る箇所を省略したり、変更したりしています。

 

 

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

その後は筆で細かいところを塗り分け。

機体後方にあるG113番パーツは下面色の単色塗装指示が出ている。

ただ完成見本だと先端が赤いので、それに合わせて今回は塗り分けている。

アドルフ
アドルフ

細かい塗り分けは主に主脚にタイヤ、翼端灯などなど。

いつものメンツですな。

レーナ
レーナ

ようやく完成が見えてきたかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回はウェザリングなどを行い完成予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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