ガンダム鉄血のオルフェンズに登場した、レギンレイズを作っていきましょう。
前回は仮組み品を確認した。
今回は本格的に手をつけていく。
頭部・腕部・腕部、主に上半身を作っていく予定だ。
ここでは、というより筆者初めてとなる鉄血キット。
どんな感じになるんだろう。
2010年代後半のガンプラはどんな部品構成なのか。
改めて確認していきたいところですね。
それでは作戦を開始しよう。
頭部の組み立て
まずは頭部から。
前回紹介したとおり、頭頂部はアンテナありとなしの選択式です。
今回作るジュリエッタ機はアンテナなしの機体なので、そちらで進めていきます。
首部分はポリキャップ接続。
近年のキットでよく見られるダブルボールジョイント型だ。
組み立てると頭部で外からはほとんど見えなくなるけどね。
ここは各ゲートやパーティングラインを整形するだけです。
それ以外には特に手を加えていません。
各センサー部分はシールを貼り付ける指示が出ているね。
筆者は塗装で済ませるから使っていないけど。
ゲート処理やパーティングライン処理については過去記事参照だよ。
腕部の組み立て
続いて腕部。
鉄血キットの特徴ともいえるフレーム構成。
早速この腕部で確認できますな。
骨組みだけ組んで、コの字状の外装を横から取り付けていく感じというか。
フレーム部分は軟質プラスチック製だよ。
大きめの一体成型された部品が多いだけあって、パーティングラインが目立つところにある。
ここはデザインナイフのカンナがけよりも、鉄ヤスリで面を出すついでに一掃してしまうのが楽かな。
軟質パーツはどうしても毛羽立ちしやすいのが難点ですな。
筆者はあまり気にしていないようですが。
肩アーマー裏には押し出しピン跡がある。
- 削って処理するにはやや深い
- しかし奥まった場所にあるのでパテ埋めするのは大変
だったのでここはある方法を筆者が試した。
ある方法?
上から別売りパーツを貼り付けて、ピン跡を隠すついでにディティールアップをしてしまう。
今回使ったのはコトブキヤのマイナスモールドII。
これの一番小さい2mm径を使った。
この製品は厚さの違うパーツが2種類付属しますが……
一番小さい2mm径のみ同じ厚さのが10個となります。
後に別の部分でも使うので、このレギンレイズでは計2セット使うことに。
これで腕部も組み立て完了。
ここで手を加えたのは先ほどの肩アーマー裏ぐらいだ。
アーマーは単純なボールジョイント接続。
仮組み時に動かしていて気付いたけど、少し外れやすいかな。
気になる人は塗料や接着剤を接続部分に薄く塗っておくといいかも。
胴体の組み立て
続いて胴体。
こちらも基本のフレームに各装甲を貼り付けていくような形になっています。
背部のスラスターは本体や噴射口部分が可動。
ポリキャップの仕込まれた肩口を除き、いずれもプラ同士の接合です。
ここも頭部同様、単純にゲートやパーティングラインの整形作業をするだけ。
なんか代わり映えしないなぁ。
元々可動範囲は十分あると判断してね、無理な改造は施さずに進めていく。
他の部分と比べて少々部品点数が多いから時間がかかるけどね。
軟質パーツのパーティングラインが目立つスラスター周りの整形が少々苦戦しますな。
それでも、一昔前の製品に比べたらだいぶ作りやすいです。
昔の製品は塗り分けやら後ハメやらで苦労するからね。
今回の戦果
そんなこんなであっという間に上半身が出来上がり。
現在はこんな感じだ。
後は足と武器だけ……。
今回はここまで。
残りの箇所は次回となる。
続きは次回!
この記事で作っているキット