サイバーホビー ティーガー(P)実戦仕様 製作記⑤(完成)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ドラゴン・サイバーホビーより、ポルシェティーガーを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は少し脇道に逸れて、車載工具の木目塗装をピックアップした。

今回は本題に戻り、残りのウェザリングをして完成にもちこもう。

レーナ
レーナ

今月最初の完成品。

先月は戦車が完成しなかったから、久々の戦車の完成品でもあるね。

アドルフ
アドルフ

最近の筆者のAFVはポルシェ率高めですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の在庫にはまだいくつかポルシェ車輌が残っているね。

そのうち登場するだろう。

その前に……このポルシェティーガーにケリをつけよう。

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タミヤエナメルをメインにしたウェザリング

アドルフ
アドルフ

まずはタミヤエナメルをメインに使用したウェザリング。

  • スミ入れ兼ウォッシング
  • ドライブラシ

などですな。

詳しい方法は過去記事参照です。

レーナ
レーナ

過去記事だとウォッシングはバフなんだけど、今回はフラットブラウンだね。

これはダークイエロー地の車体にバフは目立たないとの判断だけど……。

両方使えばよかったかも。

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アドルフ
アドルフ

筆者はツィンメリットコーティングの凹みをブラウンで強調したかったようですな。

バフは埃っぽい色なので、天板など水平面に使うとそれらしく……。

ヴァルダ
ヴァルダ

コーティング面はナイフ類で一部剥がし、そこにタミヤエナメルのハルレッドを塗布。

コーティングが剥がれて、地のサビ止め部分が見えているようなのをイメージしている。

レーナ
レーナ

……そういえば転輪が黒く縁取られているのは気のせいかな?

ポルシェティーガーは鋼製転輪で、ゴムリムはなかったよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ボックスアートや塗装図の指示を参考に、筆者が水性ホビーカラーのメタルブラックで塗り分けた。

おそらく履帯と擦れて金属地が見えていることの表現だろう。

ティーガーIIとか、他の鋼製転輪車輌のボックスアートでもよく見られる。

筆者は基本的に無視して車体色にしているんだけど、今回は試しに塗り分けた。

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アドルフ
アドルフ

鉄道車両の車輪がレールと接して磨かれている、のと同じような感じでしょうか。

……しかし黒い縁取りだとゴムリムと勘違いしそうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者も素人時代、縁取りされた鋼製転輪の黒い部分を挟み込んだゴムリムだと勘違いしたものだ。

鋼製転輪の緩衝用ゴムは内蔵されているらしい。

その他のウェザリング

アドルフ
アドルフ

その後は残りのウェザリング。

  • 雨だれ・サビだれ
  • チッピング
  • 足周りのウェザリング

辺りですな。

これも過去記事の通り……。

完成へ……

アドルフ
アドルフ

最後につや消しクリアーを吹きつけ。

仮留めしていたキューポラやライトを外してクリアーパーツを組み込み。

履帯も装着して完成です。

履帯は少したるみをつけにくいですな……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ポルシェティーガー系列の車輌は緩やかなカーブを描くようにして履帯が弛んでいるようだ。

機動輪・誘導輪の他、中央の転輪2つが履帯と接しているようなのでそこを接着している。

誘導輪部分で張りを調整しつつ形を作ってみよう。

レーナ
レーナ

これで完成。

以下、ギャラリーだよ。

サイバーホビー ティーガー(P)実戦仕様 完成!

レーナ
レーナ

砲塔周りにパーティングラインが残っているのは気のせいかな?

アドルフ
アドルフ

筆者は削ったつもりだったようですが、塗装後にまだ残っていることが発覚。

雨だれでなんとか隠そうとしたようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回1記事割いて紹介した工具の木目は最終的にこんな感じに。

単調さは解消されているはず。

レーナ
レーナ

木目はいいけど、なんか斧の金属色が留め具側にはみ出ているような。

アドルフ
アドルフ

真ん中に今回の実戦型を置いて、試作型ポルシェティーガーとの比較。

左がイタレリ製。

右がアミュージングホビー製ですな。

前面装甲や砲塔天板で、試作型と実戦型は差が出ていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

元々はイタレリの試作型とドラゴンの実戦型のみのラインナップだったポルシェティーガー。

近年アミュージングホビーが

  • 試作型(インテリアなし)
  • 実戦型(インテリアあり)

と発売し、直近でも

  • 試作型(インテリアあり)
  • 実戦型(インテリアなし)

を新たに発売したようだ。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

ようやく完成。

購入して手をつけて、筆者は10年近く放置していたみたいだけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の感想としては……

  • 実戦型ポルシェティーガーの数少ないキットの1つ。競合は近年出てきたアミュージングホビー製品ぐらいか
  • ツィンメリットコーティング面は雰囲気抜群。ポルシェティーガーはボルト留め装甲部分もコーティングが必要なので、その辺りの手間が省けるのもうれしい。
  • コーティング済みキットであるものの、コーティング面の部品切り取りが発生したり、自分でコーティングが必要な箇所がいくつかある
  • 部品の使用・余剰指示がわかりにくい箇所がいくつか。組み立てが終了するまで、余剰指定されているものでも捨てたりしないように。

といったところ。

車体前面装甲など、やや合いの悪い箇所もある。

見た目とは裏腹に少々難しいキットのように感じたようだ。

アドルフ
アドルフ

筆者としては

「コーティング済みとはいったものの、コーティングが足りない箇所があった」

のが一番気になったようですな。

どうもティーガーIやエレファントなど、既存キットのコーティング済みパーツを寄せ集めた感が……。

レーナ
レーナ

説明書の混乱、メーカー側の人も部品が混ざって混乱しているのかな?

自分達でも把握できていなさそうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

完成さえすればかっこいいポルシェティーガーが手に入るんだけどね。

筆者がこれを購入した2014年頃、まだ競合のアミュージングホビー製品も存在しなかったわけだし。

アドルフ
アドルフ

近年のドラゴン製品は細かい内容を変えて再販しているようですが……。

調べたところ、確認できた中で最後に発売されたドラゴンのポルシェティーガーは2019年頃の品番DR6869

ティーガー(P)回収戦車との選択式になっているようです。

レーナ
レーナ

回収戦車……

なんかどこかで見たことあるような。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の積みに単品版時代のティーガー(P)回収戦車がある。

気が向いたら紹介することになるだろう。

今回はここまで。

筆者の作業に記事が追いついてしまったので、次回は未定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

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