
ドラゴンのIV号戦車G型を作っていきましょう。

前回は履帯をセットするなど足周りを中心に組んだ。
今回は車体上部をメインに進めていく。

3月になったね。
少しは暖かくなるかな。

天気予報では暖かくなる日もあれば、雪の予報の日までありますな。

寒気で筆者の作業速度が下がるので、気温がもう少し上がってほしいところだ。
それでは作戦を再開する。
車体側面の組み立て


まずは車体側面から。
ドラゴン製品はフェンダーの他、車体各面が別パーツで再現されていますな。

フェンダー前部の内側もきっちり再現。
当時のタミヤのだと基本的に再現されていなくて、20年代のF型からになってからの再現だったね。
ドラゴン製品は2000年代が初出らしいけど、その時点で再現されているという。


組み立てるとこんな感じに。
細かい工具類の取り付け指示はほとんど後回しですな。
場合によっては合わないフェンダーや装甲面をクリップで抑える可能性もありますし、取り付けないほうがおススメですな。

車体左側面(E7番パーツ)は穴開け指示が出ている。
ただ先に進めた筆者によると、どうも穴開けをする必要がなく後で埋める羽目になったらしい。
なのでここは手を加えないほうがよさそうだ。
前後装甲面の組み立て


続いて前後の装甲面を。
エンジンデッキのルーバー部分は内部からエッチングパーツを取り付けるようになっていますな。

エンジンデッキ側面の排気口(?)部分は部品が選択式になっているね。
見た感じボルト部分のディティールが2種類あるみたいな。
筆者は今回H44・48番パーツのほうを選んでいるよ。
あんまり外から見えない箇所だし、ここは適当で……。

車体前面も増加装甲の有無で選択式。
今回は車体下部同様、増加装甲有りで組んでみよう。
有りの場合は基本装甲の内側穴開けを忘れずに。


組み立てるとこんな感じに。
マシンガンのボールマウント基部は筆者が間違えて2つ用意したので、1つ余っていますな。
ハッチを閉めるとほとんど見えなくなるので、その場合はマシンガン内部の組み立てを省略してもいいでしょう。

ここで気になった点は2つ。
- エンジンルーバー部分は取り付け部分に凹凸があるけど、うまく噛み合わない。プラ製の凸ピンを削ってエッチングを直接接着するほうが確実
- 後部のワイヤーラックの棒は細い上に接着面積が狭くて貧弱。この時点ではキット付属のプラパーツで組んでいるけど、筆者はこの後真鍮線で作り替えている
といった感じ。
牽引ロープはボックスアートに合わせて装備しない状態で組む予定だ。

ワイヤーラックの棒、思ったより長いというか。
筆者は今までタミヤ製ので短めに作っていたけど、もっと長くてもいいかも。

増加装甲は微妙に反っていて、そのままだと浮きそうだった。
ここはクリップで抑えつつ接着だ。
それとバイザー下部の部分は細くなっているので折らないように注意。
筆者は一度折ってしまい、接着修理する羽目に。
車体上部外装の取り付け


外装各部がそろったので、ここでまとめて取り付けてしまいます。
というより一枚ずつ取り付けてしまうと、ズレがあった際に先に取り付けたものが固着して微調整がしづらくなるので……。

スマートキットって微妙に部品がキツくて噛み合わないことが多いんだよね。
今回はどうかな?


前側には履帯ラックを取り付け。
履帯はマジックトラックの余り部分を9枚合わせて作りましょう。

……なんかラック部分が曲がっているんだけど。

どうもこのパーツ、増加装甲なしに合わせたものらしく……
増加装甲有りにして組もうとすると、増えた厚み分うまく合わなくなる。
筆者はラックパーツを前方にずらしたり、別パーツと干渉する部分を削るなどしてなんとか取り付けることにした。
今回の戦果


ここまででこんな感じに。
ハッチは接着せずに進めています。
これのほうがバイザー部分のクリアーパーツを後付けできるので好都合ですな。

例によって各装甲面はややはめ込みがキツめで、接着時は浮かないように抑えてやる必要がある。
筆者は短時間で乾燥する瞬間接着剤を使って組んでいた。
いい感じに形になったところで今回は中断。
次回は細かい装備を取り付けて組み立て終了にする予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット