
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が長年放置していた、HGBFシリーズのザクアメイジングを完成させました。
今回は……。

筆者のガンプラ熱が高まったので、引き続きガンプラとなる。
前回のザクアメイジング以上に長年放置しているキットがあるので、今回はそれをサルベージして紹介しよう。

筆者の在庫のガンプラは一昔前の、再販頻度が少ないものばかりなんだよね。
需要あんのかな?

筆者は新商品の争奪戦をしたくないそうなので……。
とにかく今は手持ちから処理していきましょう。
今回のお題 HG サーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア開発実験型)


今回作るのはこちら。
ガンプラのHG00シリーズより
サーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア開発実験型)
だ。

おっ、珍しくダブルオー系列だ。
ここでは初めてかな?


確かここでは初めてですな。
以前鋳造表現の記事でティエレンを持ち出しましたが、あれはここの開設以前の製作物なので……。

00の1期組キットはABS全盛期の発売で、ティエレンやジンクスなど一部例外を除いてABS素材が大量に使われている。
筆者としては加工に手間がかかると判断して、いくつか保有するもののなかなか着手できなかったんだ。
そんな今回のモラリア型イナクトは2008年の9月に発売。
公式HPによると、2026年3月現在税込み1100円。
昨今の他のガンプラ同様、これからの再販で値上げする可能性がある点は注意だ。

このキットは最近再販されていないのかな?

以前も申しましたが、筆者は再販品情報や店頭に貼りつくことをしないので……
ただガンダムエクシアなど、主役級のはそれなりの頻度で再販されていたような気がしますな。
敵勢力のは近年あまり見かけないような。

そういえばイナクト自体、敵3勢力の中では最後発のキットなんだよね。
確か一番最初にガンダムに倒された系列だったような気がするけど。

筆者はその時ガンプラユーザーでしたがダブルオーは未視聴でしたな。
確かHG00シリーズでは
- ユニオンフラッグ→2007年10月発売
- ティエレン地上型→2007年11月発売
ですからね。
おっしゃるとおり、イナクトは3勢力主力機のなかでは最後発となっています。

2026年3月現在、HGのAEUイナクトシリーズで今回のモラリア型は最後発。
- サーシェス専用AEUイナクトカスタム(アグリッサ型)→赤い機体。2008年6月発売
- AEUイナクト(デモカラー)→エメラルドグリーンの機体。2008年8月発売
- サーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア開発実験型)→紺色の機体。2008年9月発売。今回作るのはこれ
といった流れだ。
筆者はこのほかにデモカラーを保有しているけど、一番手であるアグリッサ型は保有していない。
仮組み品簡易レビュー



というわけで筆者が掘り出してきたものを確認。
まずは前後からですが……
フラフラして安定しませんな。

このキット、関節部分が全てABSやプラの噛み合わせなんだけど……
筆者が購入・組み立てしてから15年以上は経過している。
なのでガシガシ遊んだ跡ということでだいぶ磨耗しているんだ。

発売したのが2008年9月で、筆者が購入したものその直後辺りってことかな?

筆者の記憶が正しければ、少なくとも2010年以前に購入したのは確かとのこと。
あまりに昔なので、確か当時購入した店は現在閉店してしまっている。

以前組んだセイバーガンダムとかも同じ店で購入しましたな。
あの時期はまだガンプラが落ち着いていたので、どちらも20~30%引きのセール品だったわけですが。

……というか筆者は00未視聴なのにイナクトとかティエレンとか購入していたんだ。

筆者はガンダム未視聴でいきなりHGUCのザクを購入してガンプラの世界に入ってきていますからね。
ちなみにモラリア型を購入したのは
「紺色がかっこよかったから」
とのことです。

筆者は基本的に暗色寒色が好みだからね。
赤いアグリッサ型を持っていないのもその影響なのだろう。


組み立て済みなので、ランナーは説明書のパーツ一覧で代用。
細長い機体なのでポリキャップは使用されていない。
プラランナー2枚とABS製ランナー1枚の合計3枚のランナーパーツで構成されている。

ABS全盛期だね。
この頃のポリキャップはまだ古いやつで、とてもじゃないけどこの機体には仕込めないという。

KPSは勿論、新型ポリキャップであるPC-001シリーズもまだですからね。
このイナクトシリーズが発売された直後の2008年9月、HGのダブルオーガンダムで初めてPC-001ポリキャップが投入されます。


腕やヒザは約90度曲がる。
手首や足首はボールジョイント接続。
余計な装甲類が少ないが、胴体周りは主翼パーツなどが多くて引っかかりやすいのが難点だ。

ABSなので関節の調整が難しいですな。
異様に噛み合わせがキツめだったり、ユルユルだったり……。

巷では関節強化ペンなるものが発売されているみたいだよ。
筆者もそろそろこれを導入するときかな。


マーキングシールは付属しませんが、塗り分けを補うホイルシールが付属します。
細長い機体形状の都合上、パーツ単位の色分けが追いついていないようですな。

あまり分割されてもパーツが極小サイズになったり、強度が落ちて遊びづらくんだけどね。
内訳は
- ア→頭部のカメラ内部
- イ→手の甲
- ウ・エ→ディフェンスロッド両端
- オ・カ→腰部の側面
となっている。


塗装レシピ。
特徴的な紺色はインディーブルーとブルーを3:1で混ぜるみたいな。

設定画と比べて成型色はやや明るめのようですな。
紺色は筆者の手持ちにそのままの塗料がいくつかあるので、それが使えないか……。
武器を持たせてポーズ確認


付属品。
手首は握り手が両手分と、開いた左手ですな。
一般的なガンプラと異なり、手側が凹型で腕側が凸型のボールジョイントになっているのが特徴的です。
武器は
- ブレイドライフル
- ミサイルランチャー
- ディフェンスロッド
- 大型ソニックブレイド(プラズマソード)
- ソニックブレイドの柄のみ
となっています。

この時期のガンプラは手首やオプションを削る傾向にあったけど、このキットは最低限のオプションが付属するみたいだね。
握り手が銃持ち手を兼ねているというのもあるけど。


まずはソニックブレイド(プラズマソード)
単色なので刃の部分は塗り分けが必要ですな。
塗装指示はスカイブルー100%な上に単純な形状なので、塗り分けはそこまで難しくないかと。

ディフェンスロッドは角度を変更可能だね。
ただ裏から見ると肉抜き穴が目立つ構成という。


設定上イナクトは前腕内部にブレイドを収納しているようですが、この機体は前腕内側に外付けしています。
それを再現するために、このキットでは柄のみのパーツも付属。
前腕内側の凸ピンに差し込むことでセットできますな。


ブレイドライフル。
ピストルグリップ部分だけでなく、左右のグリップで持たせることもできます。
先端の刃はスライド可動式となっていますな。

このブレイドライフルはイナクトカスタム特有のもので、通常のイナクトには付属しない。
詳しくは後述……。


ミサイルランチャー。
ピストルグリップ付きで単品でも手に持たせられますが、ライフルに装着することも。

過去の筆者がゲート処理をしていないせいで、ブレイド部分に引っかかってうまく装着できないような。
……それにしてもかなり切り口が汚いなぁ。

まだゴッドハンド社のニッパー導入前の組み立て品ですからね。
今回の製作ではこれらの整形もするつもりです。



腰部や頭部・脚部などを折り畳み、肩を引き延ばし腕を脚に合わせることで飛行形態に変形可能です。
腰部底面の装甲内に3.0mm径の丸穴があるので、それで各アクションベースに対応しますな。

筆者は手近にあったアクションベース1を使用しているが、HGシリーズなのでより小型な2などの方が合うだろう。
丁度イナクトが発売された2000年代後半はベース類が充実してきた時期だ。


少々気になったので、ついでに筆者が同じく放置していたデモカラーのイナクトをサルベージして比較。
単なる色違いと思いきや、細部がいくつか異なるんだ。
- 頭部形状。デモカラーは2本角の一般機と3本角の指揮官機(画像のは後者)が付属。イナクトカスタムは3本角のみだが形状が異なる
- 肩の黒い部分。イナクトカスタムは大型化されている、電力エネルギー受信量アップのためだとか
- 武器がイナクトではリニアライフルだが、イナクトカスタムはブレイドライフル+ミサイルランチャー。キットではそれぞれのみ付属する
- イナクトカスタムのみ外付けされたソニックブレイドの柄が付属。展開したブレイドは双方共通の付属品
- 腰部形状も差異あり
といったところ。
キットとしてはとりあえず
- イナクトは頭部形状が選択式
- イナクトカスタムは武器多め
で差別化がされている。

どうも筆者はいままで一緒だと思い込んでいて、ここで初めて気が付いたみたいだね。
こっちのデモカラーもそのうち作るのかな?

本当はデモカラーを先に作るつもりだったようですが……
このキット、筆者が肩と腰部を破損させているようです。
ですのでまずは修理の目処が立つかの問題が。
次回、本格製作開始!


今回はここまで。
次回から本格製作を始める。

筆者の方針としては……。

現時点で気になる点としては
- ゴッドハンド社のニッパー投入前のものなので切り口が粗い。ここの整形
- 遊び倒したので関節が緩んでいる。ここの補強
- ディフェンスロッドや足首周りに目立つ肉抜き穴があるので、それらの穴埋め
- 腕や脚の合わせ目処理
- 足りない細部の色を塗装で補う
といったところでしょうか。
上二つはこのキットではなく過去の筆者が原因で発生したものですが。

ABSはどうしても遊んでいると磨耗してくるからねぇ。
以前発売されたキットでも、近年の再販でKPSに置き換えられたりしているみたいだし。
イナクトが置き換えられた話はまだ聞いたことがないけど。

現在は2026年3月で、このキットの発売は2008年9月。
発売してから約18年経過しているんだ。
ここ数年のバンダイの技術力向上というより、00の放送開始からだいぶ時間が経っているほうが驚きだけどね。

直近の水星の魔女やジークアクスもそのうち遠い作品になるのでしょう。

ともかく、しばらくはこの長年放置していたイナクトを進めることになるだろう。
詳しくは次回以降。







