HGUC 連邦軍仕様のザクIIF2型を砂漠迷彩で作る④

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

HGUCシリーズより発売されています、ザクIIF2型の連邦軍仕様。

それを砂漠迷彩で作ります。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はその迷彩塗装を行った。

今回はより砂漠仕様っぽくなるようなマーキングを施していこう。

レーナ
レーナ

あれ、予定にあったウェザリング作業は?

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しいことは後述するけど、マーキング作業で尺をとられてしまったのでウェザリングは延期。

予定変更だ。

アドルフ
アドルフ

実際は解説というより無駄話なんですけどね。

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筆による部分塗装を行う

アドルフ
アドルフ

マーキングの前にやり残したことを片付けます。

各部の部分塗装ですな。

レーナ
レーナ

使用色は

水性ホビーカラーのモンザレッド

Mr.メタルカラーのアイアン

Mr.カラーのシルバー

だね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

元々F2ザク自体がシンプルな色分けなので部分塗装箇所も少なめ。

今回はオリジナルの迷彩だけど、部分塗装は基本的に通常のF2ザクに準じている。

スミ入れを先に行う

アドルフ
アドルフ

今回はシールを貼り付けるので、マーキング前にスミ入れをやってしまいます。

使用したのはウェザリングカラーのマルチブラックです。


ヴァルダ
ヴァルダ

スミ入れ作業は薄めた塗料が負荷のかかる箇所から浸透して、部品が割れることがある。

筆者の今までの経験からして、F2ザクは頭部のノーズ部分と二の腕が割れやすい感じ。

この辺りは分解した状態で作業したほうがいいかな。

レーナ
レーナ

F2ザクに限らず、筒状の二の腕パーツは結構割れやすいように感じるね。

シールによるマーキング作業を行う

アドルフ
アドルフ

ここでようやくマーキングに入ります。

このキットは連邦軍仕様なので、連邦軍用のマークが付属します。

……が今回はジオン所属にしたいので、余剰のジオン仕様シールを使います。

レーナ
レーナ

とはいっても、シールで使うのは機番と腰部に貼る黄色い三角マークのみ。

それ以外は後述するデカールを使うよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回機番は158番。

放置されていた僚機が157番だったので、それにあわせることにした。

レーナ
レーナ

機番とかってなんか決まっているのかな?

アドルフ
アドルフ

大戦時のドイツ軍戦車でよく見るのは

3桁で中隊・小隊・固有番号を表すものですな。

例えば231番なら

第2中隊第3小隊1番車

とか。

レーナ
レーナ

じゃあ、このザクは

第1中隊第5小隊8番機

っていうこと?

ヴァルダ
ヴァルダ

いや、今回のこのザクは完全に3桁で固有番号にしているのだとか。

筆者が持っているタミヤのSU-85の説明書によると、これはソ連軍がよく行っていたパターンのだとか。

アドルフ
アドルフ

数字を大きく見せて、より大量に車輌が配備されているように見せる効果があったとか。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみにこれ、筆者がソ連軍を意識したものではなく、単に機番シール・デカールの在庫都合でそうなったのだとか。

ドイツ軍式にすると1とか2とかばかり消耗して、8とか9とかが余るからとか。

アドルフ
アドルフ

ドイツ軍式でも一部の部隊では中隊番号を第1中隊なのに5と表記したり、数字に代えてアルファベットを使用したものもあるのだとか。

デカールによるマーキングを行う

レーナ
レーナ

なんか話が思いっきり反れたけど、マーキングの続き。

次はデカールを使っていくよ。

使うのはガンダムデカールのジオン用3

ツィマット社用だけど、今回これをザクに使うよ。

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アドルフ
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それと今回はスケールモデルからもマークを流用。

タミヤのIII号戦車N型から余剰になったものを使ってみましょう。

アドルフ
アドルフ

シールド周辺を例に。

ジオンマークは今回グレーのものを使ってみました。

ヴァルダ
ヴァルダ

機体が迷彩なので、グレーのロービジ仕様。

……というのはこじつけで、こちらもデカールの在庫を理由としている。

普通に使うと黄色や白のジオンマークだけ消費されて、グレーのものは余っているんだ。

レーナ
レーナ

在庫処分だね。

III号戦車から流用したスペードマークは小隊マークという設定で使用しているよ。

アドルフ
アドルフ

ちなみにこのIII号戦車、筆者が過去に製作しています。

興味があるようでしたら過去記事を参照に……。

ステンシルでマーキングを施す

レーナ
レーナ

今回はそれだけじゃ物足りないから、更に追加。

このファインモールド社製ステンシルを使うよ。

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アドルフ
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ドイツ軍の装甲師団のマークが収録されたエッチングパーツとなっています。

今回は砂漠塗装のザク。

なので第二次世界大戦の北アフリカ戦線で活躍したD.A.K(ドイツアフリカ軍団)

のマークを使ってみます。

ヴァルダ
ヴァルダ

真ん中の段の右から2番目、No.11のマークだ。

砂漠の狐と呼ばれたロンメル将軍率いる軍団として有名だ。

アドルフ
アドルフ

エッチングパーツではありますが、今回はあくまでステンシル。

接着剤で固定はせず、マーキングをしたいところにテープでキットに密着させます。

ヴァルダ
ヴァルダ

本当はもっと厳重にマスキングしたほうがいいけど……

デカールの上からテープを貼ると剥がれることがあるんだ。

先にステンシルをしたほうが良かったみたいだね。

アドルフ
アドルフ

ここで塗装を行います。

今回は水性ホビーカラーのつや消しホワイトを使用。

エアブラシで吹き付けています。

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レーナ
レーナ

なんか飛び散ってない?

ヴァルダ
ヴァルダ

やはりマスキングが足りなかったみたいだね。

アドルフ
アドルフ

乾燥後、ステンシルを剥がすとこんな感じに。

マーキングはいい感じにできましたね。

レーナ
レーナ

マーキングは上手くできたけど……

白い塗料が飛び散ったり、テープで塗装が剥がれたり散々なことに。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が塗装前にキットを洗浄しなかったから、塗料の食いつきが悪かったようだね。

ここは後でウェザリングだ。

都合の悪いことは見えなくするに限る。

アドルフ
アドルフ

一箇所だけだと物足りないように感じましたので、背面にもマークを追加。

使用後はラッカー系塗料の溶剤、もしくはツールウォッシュでステンシルを洗浄するのを忘れずに。

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レーナ
レーナ

基本的に平面専用といった感じだね。

それなりに硬いので、ちょっと曲げてステンシルするのは……。

アドルフ
アドルフ

球面以外なら何とかなりそうな気が。

というか、本来はスケールモデル用ですからね。

メーカー側もザクに使うことは想定していないはずです。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

マーキングでほとんど尺を使ってしまったので、今回はここで一時中断。

次回は今度こそウェザリングを行って完成予定だ。

アドルフ
アドルフ

とりあえず、幾つか失敗した箇所があるので、そこの修正も兼ねたものになりそうですな。

レーナ
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続きは次回!

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