
ハセガワの1/72スケール航空機、メッサーシュミットBf109戦闘機を作っていきましょう。

前回は紛失していた部品を組み込み、全体の組み立てを終えた。
今回は塗装作業になる。

9月に突入。
今年も残り1/4だね。

夏休み終了……
大学生は夏休みがもう少し続いているはずですな。

スケモユーザーとしては9月1日は第二次世界大戦始まりの日という認識のが多そうだけどね。
今回作っているのはポーランド戦、白作戦を過ぎた後の題材だ。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認


このキットに収録された塗装は3種類。
製品名通り、エースのアドルフ・ガーランドが搭乗した機体からの選択となっています。
時期からしてフランス戦~バトル・オブ・ブリテン辺りの搭乗機のようですな。

3ばんだけE-3型で、1番と2番は風防とエンジンを改良したE-4N型。
今回は確か1番の塗装で進めるつもりなんだよね。
この中では時系列としては真ん中みたいだけど。

記されている内容から、時系列は3→1→2番の順ですな。
3番の塗装は大戦初期のグリーン系塗装で、1番の塗装はバトル・オブ・ブリテン以降でよく見られるようになったグレー系の塗装。
今回の2番の塗装はそれらグリーン系かグレー系の選択式になっているようですな。

ちょうど切り替えの過渡期の機体なのかキットでの使用塗料が定まっておらず、ユーザーにお任せするような形になっている。
今回はグレー系の塗装にしてみよう。
単純に、筆者が下面の塗装をRLM76で塗っている最中にこのことに気がついたようだけどね。

当時はRLMのグレー系の塗料が発売されていなかったのか、塗装図では混色指示が出ていますね。
- 大戦初期のグリーン系→RLM65ライトブルーの下面にRLM02グレーとRLM71ダークグリーンの上面
- 大戦中期以降のグレー系→RLM76ライトブルーの下面にRLM75グレーバイオレットとRLM74グレーグリーンの上面
の組み合わせとなります。
下塗り


手始めに下塗り。
缶の1000番サーフェイサーで小物の下地を作った後、風防の下塗りとともに小物をMr.カラーのRLM02グレーで塗ります。
今回の塗装ですと垂直尾翼の一部もこの色になっています。
キットではデカールが付属しますが、今回は塗装で再現してしまいましょう。

いきなりサフレスで小物類にRLM02グレーを塗ってもいいけどね。
缶サフだとエアブラシと違って塗料の切り替えが必要ないから、こういうとき便利だったり。


主脚格納部分や尾翼をマスキング後、今度は
- 全体の下地→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 機首のや尾翼の黄色→Mr.カラーのRLM04イエロー
と塗っていきます。
この色でも尾翼を一部塗り分ける必要があります。
こちらはデカールが付属しないので、塗装一択となりますな。

黄色の発色を確保するため、今回は白いサーフェイサーを吹いた形になったんだね。
これで全体を吹き付けるという。

RLM04は当時は発売されていなかったのか、説明書では329番のイエローFS13538を使用する指示が出ている。
この辺りは各人の手持ち在庫や好みで塗ってしまってよいだろう。
2026年9月現在Mr.カラーでしかラインナップされていないので、水性ホビーカラーユーザーはなおさらだ。

ラッカーですとMr.カラーGXシリーズを推す人も多いですな。
比較的隠蔽力が高いとか……。
下面色の塗装


黄色部分をマスキングして、ようやく機体色に。
まずは下面~側面のブルーから。
中期以降の塗装なので、RLM76ライトブルーを使ってみましょう。

初期のRLM65に比べるとやや白っぽい色合いで、より高空での空戦を意識したような色合いだね。
……筆者はこれを塗っている際に今回の塗装が選択式だったのに気がついたんだっけ。

ボックスアートでは緑っぽい色合いだったので急遽変更も考えたけど、塗り直すのが億劫だったのでグレー系塗装で続行する形にした。
ここの開設以前に作った同じキットは2番の塗装で組んだけど、そちらはグレー系の色の指示一択だ。
上面色の塗装


主翼・尾翼の付け根にマスキングテープで土手を作りつつ、上面を塗っていきます。
筆者はいつも明るい色合いのものから塗るので、先にRLM75グレーバイオレットから塗ってしまいましょう。

最近だとゾイドのキャップパーツでもおなじみの色。
ドイツ軍機以外でも色々使えるから頼りになるという。

上面だけでなく、側面のモットリング部分も忘れずに。
ここは少し薄めた塗料を使うとそれらしくなる。


そして上面をマスキングしつつ、もう一色の上面色を吹き付け。
RLM74グレーグリーンですな。
こちらもモットリングを忘れずに。

胴体上部ははっきり塗り分けられたところと、モットリングでぼやけて塗り分けられたところの境目があいまいと言うか。

テープを一枚貼り付けて先にはっきりした塗り分けにして、その後テープをはがして斑模様にしてみよう。
細部の塗り分け


ここでエアブラシの出番は終了。
筆で細部を塗り分けていきます。

プロペラは手持ちのMr.カラー、RLM70ブラックグリーンで塗り分け。
ここははみ出しを軽減するために、先ほどのエアブラシ塗装の際に貼り付けたマスキングテープを剥がす前に塗り分けてみた。
マーキング!


キット付属のデカールはこちら。
左下の5~8番は尾翼のグレーで、こちらは先ほど塗り分け済みですな。

資料が多いのか、Bf109のデカールは細かい注意書きも収録されていることが多いんだよね。
面倒に感じる人は省略しちゃってもいいかも。


このキットはここの開設以前に筆者が同一のものを別の塗装パターンで一度作っている。
虫食い状態でデカールを放置したくないので、使える部分はなるべくその以前作ったものの余りから使っていこう。

とはいったもののE-3型のマークは前回も今回も余りますな。
海外製品に備えて鉤十字が余ってほしいところですが、これはこのキットにも一組しか付属しないのであしからず。
今回の戦果


貼り付けるとこんな感じに。
古いものでしたので一部損傷しました。
そこはウェザリングするなりしてどうにかしましょう。

コクピット両側に描かれたこのネズミは……。

この時期のガーランド機に描かれていたあのネズミのマークだ。
筆者は千葉県民なので馴染みがある。

京葉線の模型を並べたくなりますな。

もしくは武蔵野線だ。
今回はここまで。
次回は仕上げのウェザリングをして完成品のお披露目になるだろう。

続きは次回!





