
ブロンコモデルより発売されています、ハンガリー軍のトゥラーンIIを作っていきましょう。

前回は箱の中身を確認した。
今回は作業開始。
履帯や車体下部を進めていく。

さてさて、どうなることやら。

早速筆者は壁に当たっているようですな。

少し作業速度は遅くなるだろう。
それでは作戦を開始する。
履帯の組み立て


説明書の手順を無視して、筆者は履帯から組み立てるようですな。

どうも箱の中のランナーを減らしたいらしくてね。
履帯は見てのとおり組み立て式。
可動履帯らしく、1枚ずつパチパチとはめ込んでいくようだ。
とりあえずまずはランナーから切り離そう。


履帯はパチパチとはめ込んでいくんだけど……
ピン部分が脆くてはめ方が悪いとピンが潰れてしまう。

これは以前のミニアート製SU-85みたいに、接着固定したほうがいいかな?

あちらと違って本キットはサスペンションが可動式なので、できれば履帯も可動状態を保ちたいですな。

まずは斜めに引っ掛けるようにして片側をはめ込む。
これで片方な生き残るはず。


もう片側は内側に少し曲げつつ、内側から外側に押し出すようにしてはめ込んでいる。
これでも潰れてしまうことがあるけどね。

材質が柔らかめだから、ミニアートのものに比べたらまだマシかな?
どっちも押し出しピン跡がないから、見た目は問題ないよ。


履帯はキット指定では片側101枚。
「10枚×20束+1枚×2つ」
を用意するといいだろう。

他に車体前面に載せる8枚の予備履帯も用意。
こっちはまっすぐな形に固定して取り付けるから、ピンが潰れて失敗したやつを回しているよ。


束をつなげて101枚の履帯を2本作る。
接続強度があまり高くないので注意だ。
とくにひねる力にものすごく弱い。

……確実に組み立てるなら接着固定しちゃったほうがいいかも。
予備履帯8枚は接着して真っ直ぐにしているよ。
車体下部の組み立て


履帯のランナーが片付いたので、車体を組んでしまいます。
まずは車体下部。
リベット接合車には珍しい、バスタブ型の車体にパーツを取り付けていきましょう。

リベット車体だとだいたい箱組みパターンが多いんだよね。
画像には写っていないけど、さっき組んだ予備履帯もここで取り付けるよ。


組み立てるとこんな感じに。
説明書では予備履帯を載せた車体前面上部は後回しの指示。
今回はついでなので、この段階で取り付けた。

フルインテリアではないんだけど、なぜか操縦席はきっちり再現されているね。
ハッチを閉めると外からほとんど見えなくなると思うけど。
サスペンションの組み立て……?


続いてサスペンション。
まずは転輪を支える4つのボギー部分を組み立てますが……。

なんかすっごく細かくない?

先ほども少し触れたけど、サスペンションが可動式なんだ。
そのため部品が細分化されている。
幸い戦車模型の難点である転輪のパーティングラインが目立たないように成型されているので、処理は楽なほうだ。


とりあえずアーム部分を接着。
合わせ目はともかく、隙間ができますな。
形も歪んでいて平らな面にならないといいますか。

とりあえずプラモデル用接着剤で接着固定する。
ただそれだけでは隙間は埋まらないし、平らにもならない。

……どうするの?

筆者が考え中で先に進まない。
今回はこの辺りで作業を中止することになるだろう。

あらら。
今回の戦果


とりあえず筆者がサスペンションの隙間に色々と塗りこんでいるようですが……
いずれにしろ乾燥待ちになるので、待ち時間に他の部品を整形しておきましょう。

部品を切り出し整形、チャック付きの袋に保管する。
部品番号がわからなくなる可能性があるので、その点は注意。

よい子のみんなはマネしちゃダメだぞ。

極端に細かい部品は紛失のリスクも考えて取り付ける直前まで切り出さなかったり、部品番号をつけたままランナーごと切り出す。
今回はここまで。
次回はサスペンションなど足周りの続きになるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット