タミヤ　IV号突撃戦車ブルムベア(中期型)製作記⑦(完成)

タミヤMMシリーズ旧製品のブルムベアを作っていきます。

前回は塗装やマーキングを行った。

今回はウェザリングを行って完成させよう。

ようやく完成かぁ。

今月は先月よりも完成品が少ない気がしますな。

明日は月末だ。

その時に今月の集計をとろう。

まずはスミ入れ作業から。

今回はタミヤエナメルのフラットブラウンを溶剤で薄めて塗布。

ツィンメリットコーティングの凹部分を強調する目的で暗めの色を塗っている。

続いてドライブラシ。

こちらは明るい色をチョイスして、スミ入れで凹部分を強調したのに対して凸部分を強調する。

使用したのはタミヤエナメルのバフ。

ドライブラシについては過去記事参照だよ。

あとはエンジンデッキ上をオイルやら錆やらでウェザリング。

これも詳しくは過去記事参照ですな。

筆者はタミヤのエナメル塗料やクレオスのウェザリングカラーで作業しているけど･･････

この前ガイアノーツから発売されたウェザリング向けのエナメル塗料を見つけたね。

機会があったら試したいところ。

続いて車体下部の汚しに。

泥汚れはクレオスのグレイッシュブラウン。

シュルツェンの雨だれはウェザリングライナーのスートブラックを使っています。

ここまで出来たら後は

• 車輌につや消しクリアーを吹き付ける
• 履帯に擦れたシルバーのドライブラシと砂埃汚れを施す

の2点を行う。

筆者お約束のパターンですな。

･･････シュルツェンがバラバラなのでなかなか作業がしづらかったり。

シルバーはタミヤエナメルのクロームシルバー。

砂埃はタミヤのウェザリングマスターAセットだね。

砲口はウェザリングマスターBセットのススで軽くアクセントに。

全てのウェザリングやつや消しが終わったら、部品を組み立てる。

今回は履帯の接着にセメダインのスーパーX･ハイパーワイド君を試してみる。

普通の接着剤では難しいとされる、ポリ製部品(ポリエチレン)やポリプロピレンの接着も可能と書いてあるけど･･････。

あれ、そんなのいつもの間にか手に入れていたんだ。

筆者がセメダイン社の株主優待で手に入れたそうです。

接着したところこんな感じに。

筆者が完全硬化する前にクリップ類を外してしまったので、転輪にはくっ付いたものの弛みはつかなかったようだね。

説明書によると

• 動きづらくなる時間　8分
• 実用強度に達する時間　約3時間
• 完全硬化時間　約24時間

と書いてあります。

筆者も今気付いたようです。

もうちょっと時間をかけたほうがよかったかな？

かもしれない。

それと使ってみたところ粘り気があって、爪楊枝ですくおうとしたところ糸を引いたように伸びた。

余計なところに付着しないように注意したいところだね。

もっともこのブルムベアの場合、シュルツェンを装備するのであまり履帯の弛みは気にならないかと。

何はともあれ、これで完成ですな。

以下、ギャラリーだよ。

ツィンメリットコーティングのおかげで元々のゴツさに拍車がかかったように見えるね。

厳つい見た目同様、重量も元のIV号戦車より増えてしまったようです。

このキットの車輌は全てゴムリム付き転輪を装備していますが、後期には鋼製転輪を装備したものも登場したのだとか。

古いキットだけど全体の雰囲気は悪くない感じ。

他のタミヤMMシリーズ旧製品同様、精度は流石に現行キット達には劣る。

代わりにパーツも少なく、ボリュームの割には値段も安め。

現代は資材や塗料もいいものが揃っているから、古いけど十分カッコいい物にはなるね。

ブルムベア中期型は他社からも幾つか出ていますな。

タミヤの本キットはその中でも最古参の部類に入るかと。

タミヤ製品は海外製品に比べると比較的入手が容易。

「とりあえずブルムベア中期型を作りたい！」

っていう人は試しに手を出してみるといいかな。

中期型にこだわらないのであれば、新しい製品として後期型が同社から発売されていますな。

この前筆者も仕入れていましたが。

そちらも早めに作って並べてやりたいところ。

今回はここまで。

次回はどうするかな･･････。

次回も、お楽しみに～。