模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はグリーンマックス社の寝台急行列車セットが完成しましたな。
今回は……。
筆者の手元に同じくグリーンマックスの客車キット単品が残っていた。
今回はそれを作ってしまう。
グリーンマックスの客車はこれであらかた片付くことになるかな。
他にもいくつか残っていますが……
残りは電車のキットですな。
こちらは動力を組み込む必要があるので、よりコスト面が気になるところです。
今回のお題 グリーンマックス オロネ10
今回作るのはこちら。
グリーンマックスより、オロネ10だ。
……あれ、この客車は前回の寝台急行列車セットにも入っていたような。
入っていましたな。
どういうわけか、筆者はよりによってA寝台車をダブらせていたとは。
筆者もしばらく放置していたので、なぜA寝台車をダブらせていたのかは不明。
とりあえずこの際なので、続けて仕上げてしまおう。
キットの中身
セット内容はこんな感じ。
- 車体ランナー
- 屋根・床板ランナー
- 床下機器ランナー
- オモリ
- 貫通幌×2
- 窓ガラスパーツ×2
- 曇りガラスパーツ
- 説明書
といった感じ。
説明書に関してはセットよりも大きくて見やすい感じだね。
別売りパーツを用意しよう
キットのままだと車体しか組みあがらない。
別途台車やマークを用意しよう。
今回は同じくグリーンマックスの
- TR50台車
- 客車「寝台・グリーン車」用マーク
を使っている。
画像はセット商品時の使い回しですから、不要なものが混ざっていますな。
画像下段真ん中のマークと、上段左にある台車1箱のみ使用します。
組み立て開始!
それでは組み立て開始!
……なんだけど、前述通りこのキットは全く同じものを寝台急行列車セットで作っている。
詳しくはそちらを参考にしてもらいたい。
屋上機器がない分、組み立ては他の客車に比べて簡単なんだよね。
塗装作業
ここから塗装作業。
まずは下地にガイアノーツのサーフェイサー、エヴォホワイトを吹き付けます。
塗装は前回とは違う感じにするのかな?
- 茶色+青もしくは緑の帯
- 青で帯なし
も考えたけど、筆者としてはその時代の列車がいまいちしっくり来なかったらしい。
なので結局今回も
「青+緑帯」
で仕上げることに。
なんだ一緒かぁ。
茶色と青色のごちゃ混ぜ編成も面白そうですが、どちらかといえばA寝台車やグリーン車のない普通列車のイメージなので……。
強いて違いを挙げるなら塗り分けの順番だね。
前回は屋根を先に塗り、その後車体を塗った。
今回は車体を先に塗ってから屋根を塗っている。
どっちがやりやすいのかな?
車体が先だとボディ側面上部の雨どい部分のマスキングが少し難しいように感じます。
小面積なので、どうしてもテープが浮きがちになるというか。
逆に妻面のカーブがついた屋根と車体の境目は車体を先に塗ったほうがマスキングしやすいように感じる。
とりあえずこれで車体の塗装は完了です。
寝台急行列車付属の個体と同じ塗料を用いているので、そちらも参考にしていただければ幸いですな。
ガンダムマーカーで窓の縁取りはできるのか?
続いて問題の部分塗装。
ここで筆者は新たなことを試みようとしていた。
あっ、ガンダムマーカーだ。
ガンダムマーカーのニューホワイトでHゴムのグレー縁取りができないか試してみたんだけど……。
盛大にはみだしていますな。
筆者自体がマーカーを普段使わないのでコントロールがうまくできなくてね。
マーカーはペン先が固いから平らなところにある凸部分は塗りやすいんだけど、奥まった部分はペン先が入らない。
別途筆とかで塗ってやる必要がありそうだ。
最終的に先発したセット商品達に合わせて水性ホビーカラーのガルグレーを上塗りして仕上げてしまっている。
そのままマーキングなども施してしまおう。
それでも相変わらずガタガタしているような。
そして半光沢のクリアーをコートして、窓パーツを貼り付け完成ですな。
この辺りも前回作った寝台急行列車と同じ流れです。
以下、ギャラリーだよ。
グリーンマックス オロネ10 完成!
なんか帯が結構ガタガタしているような。
細かいことを気にしたら負けです。
前回作ったセットのものと比較。
内容自体は同じですな。
グリーンマックスの車両マークでオロネ10は
- 2044
- 2073
- 504
が収録されている。
前回のセット商品のは2044を使用。
今回のは2073で仕上げている。
500番台のが北海道向けの耐寒仕様で、2000番台が電気暖房搭載車だっけ。
セット商品と混ざるとこんな感じに。
6両中3両がA寝台・グリーン車になってしまっていますな。
なんか前も見たようなパターンというか。
繋げてみよう
筆者の部屋を少し片付けて……
せっかくなので今回作った6両を繋げ、ちょっとだけ運転してみよう。
やっぱり走らせてナンボというか。
牽引機はKATO社製のEF58 35号機。
客車列車といえばやはりゴハチですな。
35号機は旧車体のを新車体に急遽作り変えたので、後の同型機と比較して車体側面の窓数が異なるのが特徴です。
動画も掲載しておく。
画面の向こうの諸君の環境でも視聴できるだろうか……。
なんかスピード出しすぎじゃない?
というかパンタグラフ上がっていないし。
本当はもっとゆっくり運転したかったようですが……
再生時間が長くなるとその分容量を食うので。
パンタは上げ忘れですな。
さすがに半分がA寝台・グリーン車だと実感が沸かないので、オロネ10とオハネフ12を外す。
代わりに筆者が過去にここで作った座席車や、開設以前に作った荷物車を繋げてみよう。
編成が長くなったのはいいけど……
今度は線路が短い気が。
スペースが足りませんな。
自分の尻尾を追い回す犬みたいな状態です。
牽引機も取り替えて写真を1枚。
こちらはKATOのEF57 1号機だ。
1940年から製造された旅客列車向け機関車ですな。
1号機は後の個体に比べて屋根周りの構造が異なるのが特徴です。
……こっちは動画ないの?
列車が長い分再生時間が延びて容量を食うので……。
作ってみた感想のコーナー
前回と同じものをすぐに作ったわけだけど……。
屋上機器がないので組み立ては簡単。
代わりに帯やHゴム表現で塗り分けに少し手がかかる。
帯に関しては後期の帯なしを選ぶのも手だけどね。
ここは再現したい時期の列車に合わせよう。
グリーンマックス社の製品はやや古いものが多いらしく、キットによっては実物とは異なるものも多いようですが……
筆者はこの辺りそこまで詳しくないので、そこは割愛します。
筆者がそういうのをやろうとすると、調べる時間を消費したり改造であちこち切り刻みまくって完成しなくなる。
単純に筆者が実物とあまり睨み合っていないというのもあるけどね。
言われてから違いに気づくというか。
今回はここまで。
相変わらず記事が作業に追いついてしまっているので、次回の内容は未定だ。
次回も、お楽しみに~。
あるかどうかわからないけど。
この記事で作っているキット