
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はイタレリのM4A2シャーマンが完成しました。
今回は……。

ここ最近は組みかけの戦車サルベージが多かった。
今回は手付かずで積まれていた航空機を紹介しよう。

ここ最近航空機はまばらな製作に。
先月はなかったけど……。

戦車同様、こちらも組みかけ品が多数残っていますな。
これから増えてきそうです。
今回は未着手品のようですが……。
今回のお題 コンドル メッサーシュミットMe163Aコメート


今回作るのはこちら。
コンドルより
メッサーシュミットMe163コメートだ。

また聞いたことない名前のメーカーが。

コンドルはチェコの旧MPM、現スペシャルホビーの1ブランドのようですな。
なのでスペシャルホビー名義でもほぼ同様のものがいくつか発売されたことがあるのだとか。
メッサーシュミットMe163Aコメートとは?

この機体は第二次世界大戦期に登場したドイツ軍のロケット動力戦闘機だ。
名前のコメートは英語で言うコメット、彗星の意味だね。

日本の彗星とはまったく違う形だけど。

第二次世界大戦前からロケットを動力とする航空機は開発されていたけど、制御が難しく難航を極めていた。
そんな中1937年頃、ヴェルナー・フォン・ブラウン博士が開発したロケットエンジンとエルンスト・ハインケル博士が開発したHe112を組み合わせた、ロケット動力の航空機が実験飛行に成功する。

フォン・ブラウン博士は後のV2ロケットの開発や戦後の宇宙開発にも大きく関わる人だよね。

He112は当時Bf109に敗北して主力戦闘機になり損ねていた機体でしたな。

事が動き出したのは1938年頃。
ドイツ滑空機研究所(DFS)のアレクサンダー・リピッシュ博士が開発したDFS39グライダーにヘルムート・ヴァルター技師の開発したロケットエンジンを搭載する機体案が登場。
ちなみにこの案は軍からの提案という説と、リピッシュ博士側が売り込んだという説があるらしい。

次々と人の名前が……。

ドイツ軍のロケットエンジンでよく見かける「ヴァルター機関」の名前はこのヘルムート・ヴァルター技師が由来ですな。
リピッシュ博士は大戦末期にラムジェット戦闘機・リピッシュP.13の開発をしています。
どこかからこの航空機のキットは発売されていたような。

このロケットエンジンを搭載したグライダーはDFS194という名づけられ、1939年にメッサーシュミット社に入社したリピッシュ博士らのチーム「L部門」で製作が進められる。
同年末に初飛行が成功するとそのまま試作機3機が発注される。
この試作機がMe163AのV1~V3だ。

ここでようやくMe163の名前が出てくるんだね。

ちなみにこの裏でハインケル社が開発していたHe176が開発打ち切りを告げられています。
またもやメッサーシュミット社に敗れるハインケル社……。

Me163Aは1941年の時点での滑空テストで時速約850km/hを記録。
更にロケット動力を搭載しての試験では時速1011km/hを記録した。
この結果を受けて航空省は先行量産型であるB-0型を70機発注することを決定する。

1941年で1000km/h越えはかなり速いんじゃ……。

大戦末期のジェット機Me262でも800km/h台ですからね。
ただ燃費の悪いロケットなので、飛行可能時間が非常に短い弱点が……。

無論武装とかがない状態だから、実戦仕様である量産型のB-1型とかではもう少し速度が落ち着くけどね。
脅威の速度を誇るロケット戦闘機Me163の試作型、A型。
現スペシャルホビー・旧MPMの1ブランドであるコンドルのキットで作ってみよう。
箱の中身を確認する


とりあえず箱を開ける。
中身はこんな感じ。
筆者が某所のブックオフで500円で確保したものなので、やや汚れた箇所もあるが気にせず……。

ワンコインかぁ。
いつぐらいの何だろう?

確保したのは約10年前かと。
キット自体は説明書に1992の文字があるので、おそらく1992年発売ですな。


パーツはランナー1枚分にインジェクションの風防パーツが1つ。
それとエッチングパーツに計器を再現するためのフィルムが1枚。
後はデカールだね。

この手のキットには珍しく、レジンパーツはないんだね。

調べたところ、同じくチェコのCMKから本キットに対応したレジン製のコクピットパーツなどが発売されていたようですな。



説明書は2枚の紙からなり、塗装図もそこに描かれている。
収録された塗装は2種類で、1941年にハイニ・ディットマー操縦士が搭乗したV-1号機と1944年にA・ニーマイヤー操縦士が登場したV-6号機。
前者は単色塗装だが、後者は迷彩塗装となっている。
また組み立て説明書によると、後者は主翼下にロケット弾を搭載する指示が出ている。


パッケージ裏側にはイラストとして細部の塗装が掲載されていますな。
このキットそのままではシートベルトなどは再現されていませんが……。

今回はロケット弾を搭載したいのでV-6号機になる予定だ。
実際のところ、取り付け穴を埋める作業をしたくないというのが本音だけどね。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から製作を開始する。

パーツは少なめ。
後は精度次第かな。
この手のキットはあんまり精度が高くないものが多かったし。

エッチングパーツもそこそこありますな。
主に車輪周りのようですが。

できるところから早めに接着などをしていきたいところだ。

続きは次回!




