模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はなにやらパーティング処理方法を紹介しましたな。
先ほど記事に追記もされたようですが。
動画の問題が解決したんだ。
今回もちょっと技法というか……
筆者がよく行う戦車模型の簡易ディティールアップ方法をまとめたくてね。
簡易ディティールアップ?
筆者はよく90年代頃のタミヤMMシリーズのキットを作るんだけど……
パーツ数を抑えるためか、はたまた当時の技術の都合か一部省略された箇所とかがあるんだ。
なるべく難しくない範囲で手を加えて、それらをディティールアップしていく。
実のところ筆者が
「同じ内容を何度も書くのが億劫」
などと供述しており……。
少し長くなりそうなので、今回は使用キットの紹介と本題部分に入るまでの下準備をまとめる予定だ。
作戦開始!
今回の犠牲車
今回簡易ディティールアップに使うのはこちら。
タミヤMMシリーズより
III号戦車N型だ。
このキットは以前ここでも紹介しましたな。
黎明期の記事なので、今見るとかなり見づらいところもありますが。
筆者がまた作りたくなってね。
本キットは2008年3月発売。
ただ完全な新規キットではなく、大部分の部品は1995年11月に発売されたIII号突撃砲G型や1997年4月に発売されたIII号戦車L型の部品を流用している。
事実上今回のテーマである90年代のタミヤキットということだね。
箱の中身を確認
前述した過去記事もありますが、いったんおさらいですな。
箱を開けて中身を再度確認します。
ランナーは計6枚。
成型色はサンド系。
ボックスアートがジャーマングレーの車体に冬季迷彩だから、人によっては少し戸惑うかもね。
車体はバスタブスタイル。
これに部品を貼り付けるだけだね。
履帯はベルト式。
接着・塗装が可能なタイプです。
形状は前述したIII号突撃砲G型などと同一です。
ポリキャップは4つ付属。
内2つを機動輪に組み込むようだね。
それと金属砲身にエッチングパーツ。
砲身はIII号突撃砲B型に付属するのと同じもの。
エッチングパーツは別売りのIII号突撃砲G型用と同一だね。
付属デカールはこんな感じ。
大戦中期の車輌だからか、まだマーク類が個性的ですな。
筆者は以前ザクに貼り付けて遊んでいたりしたよね。
紙媒体は説明書・塗装図・Tech Tips!の3つ。
いつものメンツですな。
本キットの塗装は3種類(実質は4種類)
- A 第502重戦車大隊第1中隊所属車(ジャーマングレーの単色に冬季迷彩)
- B 第15戦車師団第8戦車連隊所属車(ドイツアフリカ軍団用迷彩・マーキングの違いで更に2種類から選択)
- C 第6戦車師団第11戦車連隊所属車(大戦後期のドイツ軍に見られる3色迷彩)
と個性的。
筆者はここの開設以前にAパターンで作っています。
そしてここの開設直後にBパターンで完成させていますね。
ということは……。
今回はCパターンで作るのかな?
そういうことになる。
それと以前作ったときも説明したけど、このキットは一部部品選択があるんだ。
なので先にどの塗装で作るのか決めておこう。
下準備を行う
とりあえず大まかな組み立て作業を行いましょう。
詳しいことは以前組んだ過去記事も参照に……。
最初の部品選択として、この車体側面の脱出用ハッチがある。
A・Bパターンの塗装では凸モールドに合わせてハッチを貼り付ける。
ただ今回作るCパターンの車輌はハッチが廃止されたタイプだ。
取り付け位置を示す凸モールドはヤスリがけで消してしまおう。
足回りも一気に組み立て。
陰になる部分は先にサーフェイサーを吹き付けておくよ。
転輪は2枚重ねで間に塗料が入りにくいから、組み立て前にランナーごと塗装。
それ以外の箇所は組み立て後にサーフェイサーだね。
今回はマホガニー色のサーフェイサーですな。
筆者はイエロー系の塗装になる場合はこの色を下地に使うことが多いです。
今回の戦果
砲塔も駐退器カバーや同軸機銃に手を加えるので、この段階で止めておく。
今回人形は乗せないのでハッチは接着固定。
車内の塗り分けも省略だ。
駐退器カバー前面のパーツも塗装で選択式なので注意ですな。
Aパターン用とB・Cパターン用があります。
これで準備は整った。
今回は準備で終了。
次回からディティールアップをしていく。
もったいぶるねぇ。
あんまり1記事にあれこれ突っ込むとページが重くなるんだ。
とにかく今回はここで終了。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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