フジミ ユンカースJu87B-1(シャークマウス) 製作記⑥(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

フジミ模型より発売されています、ユンカースJu87スツーカを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とマーキングを済ませた。

今回は軽くウェザリングをして完成させよう。

レーナ
レーナ

よしよし、完成だね。

アドルフ
アドルフ

スツーカにしては珍しく順調ですな。

今までの筆者だともっと苦戦すると思っていたのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装とか手間な部分は越えたからね。

パーツの破損も想定より少なかった。

それでは最終的にどうなるのか、確かめよう。

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スミ入れ!

アドルフ
アドルフ

手始めにスミ入れ。

タミヤのスミ入れ用ブラックで進めています。

今回は黒1色ですな。

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レーナ
レーナ

ふき取りにはガイアノーツのフィニッシュマスター

ふき取り面が密着するから、汚い染み込みみたいのが発生しにくいというか。

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ヴァルダ
ヴァルダ

爆弾取り付け部周辺には大きな凹みがあるので、ここはスミ入れ用ではない通常のエナメル塗料のフラットブラックを流し込んでいる。

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レーナ
レーナ

何かふき取りかけのがあるけど……。

アドルフ
アドルフ

ここは操縦手が使う爆撃用の覗き窓ですな。

筆者が黒で塗りつぶそうとしたみたいですが、主張が強すぎると判断。

ふき取って下面色のままにするそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の積みにあるエアフィックス製品など、近年のキットではクリアーパーツになっているものもあるようだ。

気になる人は改造しても良かったかもね。

銀剥げや排気管汚れ

アドルフ
アドルフ

続いて銀のハゲチョロ表現や排気管汚れ。

この辺りは過去記事の通りですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

シャークマウスを目立たせたいので、この辺りの表現は必要最低限にした。

銀剥げは風防やプロペラ周りなどに僅かに見える程度に。

排気管も横向きの単排気管なので、あまり機体後ろに伸びた感じにはしていない。

最後の仕上げ!

アドルフ
アドルフ

最後に水性のつや消しクリアーでコート。

その後風防のマスキングを剥がし、各パーツを取り付け完成です。

レーナ
レーナ

取れた部品や爆弾もここで装着。

以下、ギャラリーだよ。

フジミ ユンカースJu87B-1(シャークマウス) 完成!

レーナ
レーナ

逆ガル翼に固定脚。

個性的な見た目だね。

アドルフ
アドルフ

この機体は第77急降下爆撃航空団のアルフォンス・オルトフォーファー少佐機。

ルーデル大佐の自伝「急降下爆撃」にも名前が出てきましたが……

どうやら独ソ戦の序盤でソ連軍の空襲に遭い戦死したみたいですな。

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アドルフ
アドルフ

そんなルーデル大佐のG-2型と比較。

G-2型は確か量産されたJu87では一番最後のはずです。

ヴァルダ
ヴァルダ

G型はD型をベースにしている。

B型からD型になった際の変更点としては

  • エンジンの換装により機首周りの形状が変化。
  • 空力を考慮して風防周りも変化。後部機銃も単装のMG15から連装のMG81Zに
  • 主脚も細長くなり、緊急時には投棄できるようになっている

といったところ。

全体的に細長くなった外見が特徴だ。

レーナ
レーナ

D-5型で主翼が延長。

G-2型はD-5型がベースだから、主翼が長いのも引き継いでいる感じだね。

ところで筆者の在庫にDシリーズはあるのかな?

アドルフ
アドルフ

イタレリ製のD-5型が組みかけで放置されていた気がします。

フジミ製もいくつか保有していましたが、ここの開設前に全て完成させていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

近年はスペシャルホビーからも発売されている。

純粋なスペシャルホビーの製品ではなく、アカデミーのG型に爆弾パーツなどを追加したもののようだけどね。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

こうしてまた一つ、筆者の積みが完成品に変わった……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の感想としては……

  • シンプルな内容ですぐ形になる。フジミ製品はわりとパーツの合いに難有りなのがあるけど、これは良好
  • モールド類も深すぎず、浅すぎずちょうどいい感じ。合わせ目付近だけ彫り直すだけでそれらしくなる。
  • 古いからかディティール面はあっさりした内容。後発キットと比較すると、人によっては少し物足りなく感じるかもしれない。
  • B-1型にするには一部加工が必要。加工手順は説明書に記載されているので、そこまで迷わないが。

といった感じ。

一昔前のシンプルな1/72航空機模型といった感じ。

ハセガワのA帯シリーズをもっと組みやすくしたような感覚だ。 

アドルフ
アドルフ

筆者はそこまで細かいディティールに拘らなく、組みやすさ重視なので結構好みのようですな。

フジミのスツーカシリーズは2024年1月現在はあまり見かけないのが惜しいところです。

2010年前後は家電量販店とかでもわりと新品で見かけましたが……。

レーナ
レーナ

これはいつ頃手に入れたんだっけ。

アドルフ
アドルフ

おそらく2016~7年辺りかと。

中古品の箱なしです。

ヴァルダ
ヴァルダ

一番積みが増えやすくなる形態だ。

強いて組みにくいポイントとしては

  • 破損しやすい細長い部品が多い
  • 風防のマスキングが多め
  • スプリッター迷彩のマスキングで時間がかかる

というところだけど、これはキットではなく元の機体形状の問題だ。

アドルフ
アドルフ

細い部品なんかはなるべく組み立て直前・完成直前まで別にしておくと多少破損が防げますな。

後は途中で放置せず、一度手を加えたら完成まで一気に進めるといったところでしょうか。

レーナ
レーナ

そのわりに、組みかけで長期間放置したスツーカがあるみたいだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

その内筆者が再開するだろう。

今回はここまで。

次回はまだ未定。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

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