
タミヤMMシリーズより、イタリア戦車のカーロ・アルマートM13/40を作っていきましょう。

前回は足周りを進めた。
今回はその組み終えた足周りに履帯を装着し、車体上部もある程度進めてしまおう。

最近少し冷えるんだよね。
アフリカ戦線の車輌で残暑を過ごすとは言っても、あんまり気分にならないような。

多少過ごしやすい気温になったという点ではまったく問題ないのですが。

気温云々より、雨量の心配をしたほうがそさそうな天気になりそうだけどね。
それでは作戦を再開する。
履帯の組み立て


本キットの履帯は接着組み立て式。
Xランナーに付属するところを見た感じ、ここも今回の新版で追加された部品のようですな。

旧版は発売された当時では一般的だったベルト式だったみたいだね。
履帯パーツは一部がつながった形になっている。
起動輪部分の折り返し(X4番パーツ)と誘導輪の折り返し(X7番パーツ)は微妙に形が違うらしく、説明書でも注意するよう指示が出ている。
幸いパーツ自体に4だの7だの番号の刻印があるので、そこで見分けることが可能だ。

……正直この2種類の部品の違いがまったくわからないんだよね。
微妙に角度とかが違うのかな?


説明書ではこんな感じの指示になっています。
例によって起動輪上の部分で両端を留められるようにしましょう。
ここはX4番パーツを4枚使うので、1本に繋げた履帯の両端がX4パーツ2枚ずつになるように……

X4番(2枚)、X25番、X1番、X7番(3枚)、X8番、X3番、X1番、X2番、X4番(2枚)
の順番で接着して繋げる感じだ。
履帯は噛み合わせ部分で前後の向きがあるので、ここを間違えないように。
実物でも逆向きに取り付けている車輌はよくあるみたいだけどね。

文章だと何言っているか説明しづらいだよね。
接着式履帯に関しては過去記事を参考にしてもらえるといいかな?



組み立てるとこんな感じに。
上部転輪と履帯が接するよう、ここは接着してしまいましょう。
強度優先のため、ロコ組による着脱は省略ですな。

履帯の幅に対してサスペンションが重いからね。
作業中に負荷がかかって接着部分が脱落したりすることを懸念した。
ロコ組に関しては先ほどの履帯組み立ての過去記事を参考にしてもらいたい。
砲塔・戦闘室の組み立て


続いて砲塔や戦闘室。
キットでは4番目の工程で、同時に組む指示が出ていますな。

ここは砲塔上部の機銃パーツの一部以外は、70年代の旧製品のパーツみたいだね。
リベット留めの車体だからか、戦闘室なんかはほとんど箱組みというか。


砲塔は側面と上面が一体成型されていますが、その影響か天板の中央と後部装甲の中央にパーティングラインが発生しています。
一部は装甲面の平坦な部分にあるので、削って処理しておくとよいかと。

天板は一部溝部分に来るから、なるべく目立たないような設計にはなっているみたいだけどね。
リベットモールドを削らないように、慎重に……
彫刻刀の平刃みたいなのがあれば多少は作業が楽になるかな。


組み立てるとこんな感じに。
戦闘室は多少隙間ができましたが、おそらく塗るとほとんどわからなくなるでしょう。
このまま進めてしまいます。

戦闘室は組む角度が悪いと後の車体上部との間で隙間が発生する。
ここは後で組んだほうがよかったかもしれない。
車体上部の組み立て


そのまま車体上部に。
上部パーツは画像で赤く示した中央や車体の左側面に不要なランナーやゲート跡があります。
ここを先に切り落としておきましょう。

つるはしとかのエンジンデッキの工具は新規パーツのようだね。
余剰指定されている旧製品用の部品は工具がまとめて一体成型されているから、ここは大きなディテールアップポイントというか。
フックの加工


車体後部の角につくフックは旧製品からの部品。
フックのはずですが、技術的な問題か板状に省略されています。
ここは過去記事のように加工してみましょう。


このキットの旧製品は70年代発売だけど、省略されたフックは90年代ごろの製品にも混ざっているんだよね。
2020年代辺りからようやくフックが最初からそれらしい形になったような。

IV号戦車F型とか辺りですな。
その分部品が細かくなって紛失しやすくなりましたが……。



板状の部品にドリル刃で穴を空け、ニッパーやらデザインナイフやらで切れ込みを入れてCの字型にします。
ドリル刃はいきなり大きなものは使わず、0.5mm径などの小さい穴を開けてから所定の穴の大きさに広げるとよいかと。

切り欠く向きを間違えないよう、要確認だ。
今回は根元の板がある向きに切り欠くはず……。


作業を終えて車体に接着するとこんな感じに。
他の車輌で牽引するときなんかに、ここにロープを引っ掛ける感じですな。

この辺りの部品はキットに取り付けダボがないので、説明書の図を頼りに直接貼り付ける形になる。
排気管もここで取り付けるんだけど、長方形に出っ張った部分は排気口になっている。
デザインナイフなどで溝を彫ってやると排気口らしくなるだろう。
今回の戦果


ここまでの部品を組み合わせるとこんな感じに。
このキットはエッチングパーツが多数含まれますが、現時点で取り付けているのは対空機銃の照準器だけです。

今回はここまで。
次回は残りの部品を取り付けて組み立てを終了する予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓


