
タミヤMMシリーズより、イタリア軍中戦車のカーロ・アルマートM13/40を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回は仕上げのウェザリングを施し完成させる。

今月完成の第1号だね。
先月購入分を削っていかないと。

しかしそうなるとまた既存の組みにくいキットたちが残りますな。

どうにかして処理していきたいところだ。
それでは作戦を再開する。
エナメル塗料でのウェザリング


というわけでまずはタミヤエナメル塗料でのウェザリング。
- スミ入れ兼ウォッシング→フラットブラウン
- ドライブラシ→デッキタン
- オイル染み→自作塗料(フラットブラックとクリアーオレンジを適当に混ぜたもの)
- 排気管下塗り→ハルレッド
といったところですな。
明るい車体色なので、スミ入れはバフではなくブラウン系を使う形に。

詳しくは過去記事を参考だね。
リベット部分が多いから、そこをウェザリングで陰影つけて強調したいところ。


車体上部のウェザリング


続いて車体上部。
チッピングや排気管の錆、砲の煤など。
この辺りも過去記事参照ですな。
排気管は面が広くてウェザリングカラーで隠し切れないので、先ほど下塗り済みですが。



煤は実際のところはこまめに掃除されていたとか聞くけど、ここは雰囲気重視で。

雨だれなどは特に施さず。
雨量の少ないアフリカの砂漠で運用されたはずだからね。
車体下部のウェザリング


車体下部もいつも通り……
のはずですが、砂埃の表現をクレオスのウェザリングカラーではなく、タミヤエナメルのデザートイエローをドライブラシする方法に変更してみました。


筆者としてはどうしても砂表現のはずが液体感が出てしまうのが気になってね。
少し模索してみた感じだ。
ウェザリングカラーよりもエナメル塗料のほうが定着しやすく、はっきりした感じになる。

ただうっすらぼやけた感じにするならウェザリングカラーのほうがそれらしくなるかな?
ぼやけた砂埃はタミヤウェザリングマスターで補うとして……。
完成へ……


最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹き付け。
エンジンデッキ上のジェリカンはそのままだとずり落ちてくるので、ピットマルチ君をカンに点付けし滑り止めにして載せています。

説明書だと本当にポン付けしているだけなんだよね。
実際はロープとかで縛って固定していたのかな?

ともかくこれで完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
タミヤ カーロ・アルマートM13/40 完成!









今回の車輌は第133リットリオ機甲師団の所属車輌。
イタリア軍の編成についてはあまり詳しくないんだけど……。

リットリオ師団は1942年のエル・アラメインの戦いにも参加していたようですな。
この戦いで枢軸国陣営は連合軍に敗北。
以降アフリカ戦線は押し返されてくるわけですが……。

この時期になると連合軍の戦車には当時最新鋭のM4シャーマン系列が登場する。
長砲身のIV号戦車でようやく互角に戦えるような相手のはずなので、M13/40では厳しい戦いになったのだろう。





同じイタリアの戦車であるP40と。
あちらはイタリア軍が運用することはありませんでしたが……。


走行装置の形とか、そっくりだよね。
M13/40をそのまま大きくしただけというか。

元々は本当にほぼ拡大版として開発していたところ、東部戦線で遭遇したT-34の影響で傾斜装甲に変更したと言われている。
作ってみた感想のコーナー


今回は特に苦戦することなくサクサクと。

筆者の感想としては……
- 70年代のキットに00年代の部品を組み合わせた製品。同時期の製品は不自然な形のポリ製ベルト式履帯のままだったりすることもあるが、こちらは組み立て式に変更するなど気になるところは新パーツで押さえている
- 貴重なWWIIのイタリア軍戦車。2026年9月現在は国産製品で比較的入手しやすい。古いものの致命的な合いの悪さとかはない
- 戦闘室周りは人によっては隙間が気になるかもしれない。エンジンデッキの後部とも隙間ができやすいので、ここは同時に組んだほうが調整がしやすそうに見えた
- ディティールアップの都合上、旧製品で一体化された部分を一度削るなどする必要あり。難しいと感じる人は無視してしまってもいいかもしれない
といったところ。
元が古いがまったく合わなくて削らないといけないとか、そういうのは見当たらなかった。
イタリア戦車というとほとんどはイタリア本国のイタレリ製品のお世話になるが、このキットは国産キット。
気軽に楽しめるイタリア戦車ということになる。

以前は姉妹キットのセモベンテM40がありましたが、こちらは近年見かけませんからね。
あちらは定番品から外れたのか2026年9月8日現在、公式HPでは「特別販売製品」となってしまっていますな。

筆者は素人時代に1度組んだきりだ。
ラインナップが増えたからか、それとも昨今の為替の影響か、いつの間にか定番品から外れた製品が相次いでいる。
戦車型であるM13/40は現在も比較的よく見かけるので、ありがたい存在だ。


旧版の戦車兵を含めて、結構な部品が余ったね。
エッチングパーツもいくつか余るから、補修に使えそうな。

実は士官が持っている双眼鏡は1つ紛失してしまったので、画像の左側に写っている予備のものを使っていますな。
これは旧版だけでなく新版も1つ予備がありますので・・・・・・。

余った履帯を予備履帯として車体に乗せるのも良さそうだね。
今回はここまで。
次回は別のものを紹介予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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