
2026年10月現在はホビーボスから発売されています、トライスターの38(t)戦車を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングを施し完成に持ち込む。

今月最初の完成品に。
この調子でどんどん崩していかないと。

組みかけ品はまだまだあります。
放置期間が長いからか、箱が弱っているのも多いですな。
なるべく早く処理したいところです。

今回のトライスターの箱は分厚いから、大きな損傷はないけどね。
それでは作戦を再開する。
エナメル塗料でのウェザリング


まずはいつもどおりエナメル塗料で広い面のウェザリングを。
- スミ入れ兼ウォッシング→フラットブラウン
- ドライブラシ→バフ
- オイル染み→フラットブラックとクリヤーオレンジの混ぜ物
- 排気管錆の下地→ハルレッド
ですな。
全てタミヤエナメルを使っています。



詳しい方法は過去記事で。
今回はエッチングパーツ率高めだから、作業中に引っ掛けて部品を弾き飛ばさないように注意だね。
ウォッシングとかでエナメル溶剤を流し込むと接着強度が落ちるから、余計に注意しないと。
車体上部のウェザリング


続いて車体上部。
- 排気管の錆→クレオスのウェザリングカラー・ステインブラウンやラストオレンジ・マルチブラック
- 工具の木目→ウェザリングカラーのステインブラウン
- チッピング→ウェザリングカラーのグランドブラウン
ですな。
この辺りも基本的に過去記事通りです。




相変わらずのワンパターン戦法に。
履帯が錆色なのは気のせいかな?

筆者が試しに塗ってみたのだけど、あまり効果がなかったらしい。
履帯の接着が外れるのを気にして、奥まったところに塗らなかったというのもあるけどね。
車体下部のウェザリング


車体下部もいつもどおり、ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンの泥汚れにタミヤエナメルのクロームシルバーで履帯の擦れ表現ですな。


いつもなら最後にタミヤのウェザリングマスターをこすり付けて凸部分を浮かせるけど……
今回はウェザリングカラーをドライブラシ感覚で擦り付けてみた。
溶剤成分が多いと水っぽくなって砂埃感が減るので注意。
最後の仕上げ!


最後に全体に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
最終組み立て時に、砲塔キューポラのペリスコープを前のもののみ追加します。
部品を切り出し黒く塗り、ニュートラルグレイでドライブラシ。
接着はセメダインのハイグレード模型用ですな。

ここだけ開口部が広くて、外から目立つからね。
それ以外のは開口部が狭くて外から見えないから、セットしてもしなくてもあまり変わらないというか。
むしろ手間だけ増えると筆者が判断した。


というわけでこれで完成です。
残骸状態のキットが何とか形になりましたな。

この先まだまだこの手のキットが控えているんだよね。
とりあえず、以下ギャラリーだよ。
トライスター 38t軽戦車E/F型 完成!








……なんか砲塔の車番の透明部分が浮いちゃっているなぁ。
結局シルバリングは直らなかったのかな?

どうも筆者がまだ近年の新しいデカール資材の扱いに苦戦しているようで。
透明部分はもはや切り取ってしまったほうがよかったのかもしれません。



タミヤ製の38(t)E/F型と。
同じ車輌ですがあちらは現地改修された雑具箱やジェリカンラックを装備。
対するトライスターは工具類が外付けされた、原型に近い姿となっています。


他社の製品でも原型だったり現地改修型だったり、様々な形態で立体化されている。
ちなみに改修型のキットでも、今回の原型型のキットに収録されたものと同じ車番の車輌が収録されているものがあるようだ。
今回のトライスター製キットで余ったマークをタミヤ製キットに貼り付ければ、似たようなものが再現できるのだろう。

ごっちゃになっているのは同じ車輌の時期違いというやつかな?
それとも単なるリサーチ不足なのかな?
作ってみた感想のコーナー


残骸からの復活シリーズだったわけだけど……。

語れる範囲での筆者の感想は……
- 足周りは脅威の可動式。地面が凹凸したジオラマ仕上げの際には重宝することになるだろう
- 収録マークは6種類と豊富。38(t)でメジャーなジャーマングレー単色から迷彩まで、様々なものがあるので選んで楽しめる
- 肝心の履帯パーツに目立つバリやパーティングラインが存在したり、緩くてそのままだと外れやすい。なので今回は接着固定してしまった。可動式の足周りを生かすなら別売り部品に交換したほうがいいのかもしれない
- さすがにタミヤレベルのぴったり構成ではない。箱組み箇所が多いので仮組みなどは入念に。ドラゴンのスマートキットなどが組める人なら問題ないかもしれない
いったところ。
とにかく可動式の足周りがウリの製品。
筆者は今回はそのまま組み立てたけど、凸凹した地面のジオラマとかで真価を発揮しそうなキットに感じたとのこと。

今回のキットはE/F型ですが、トライスターの38(t)は他にG型とB型があるようですな。
特に後者は2026年10月現在は他社からは発売されていませんので、かなり貴重なものに。

そういえばガルパンのカメさんチームの38(t)も設定上はB型なんだよね。
筆者は開設以前に一番最初の公式キットを組んだけど、あれはドラゴンのE/F型ベースだから前面装甲の形の違いがかなり目立ったり。

やはりマルダーなどの自走砲キットとの金型共用の都合か、ほとんどの38(t)は後期型しか発売されていませんな。
今回はその後期のE/F型なので、やや希少性には欠けますが……。

現在はタミヤ製品があるけど、先ほど比較したとおりあちらは雑具箱などを追加した現地改修型となっている。
なので見た目はだいぶ差別化されている。
どちらかといえば同じく原型に近いドラゴン製やトランペッター製がライバルになりそうだ。

両方とも筆者は一度ここの開設前に組んだ覚えがありますな。
ドラゴン製はガルパンのカメさんチームの初版でしたな。
先ほどの通り、劇中のはB型なので前面装甲が異なる形になるわけですが。
トランペッター製は確か今回のトライスター製同様の833号車のマークが収録されていたはずです。

事実上の大戦初期のドイツ軍主力で、東欧各国でも使われたからか結構キットの種類は多いんだよね。
こうなるとB型やG型のキットが気になったり。

2026年10月現在トライスター製品の金型はホビーボスに移っており、現在はそちらから発売されているようだ。
ボックスアートもトライスター時代のものと同じため、店頭でもすぐにわかるはず。

38(t)以外にはI号戦車系列とIV号戦車系列があるようですな。
どちらもそれなりに競合がある激戦車輌であったわけですが……。

今回はここまで。
裏で筆者が手当たり次第に組みかけ品を生産ラインにセットしている。
なので次に何が登場するかはまだ不明だ。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキットの関連商品



