
フジミ模型より発売されています、1/72スケールの九九式艦上爆撃機を作っていきましょう。

前回は破損箇所の補修を続行し、全体の組み立てを終えた。
今回は塗装となる。

早くも塗装に。
ほとんど組み立て自体は終了していたというのもあるけど。

早く進むのはよろしいのですが、また筆者の作業に記事が追いつきそうですな。

2機同時で進んでいるけど、それぞれ記事を分けるまでもないので圧縮している。
なので余計に記事の進みが速くなっているんだ。
ともかく作戦を再開しよう。
塗装図の確認


このキットに収録された塗装図は2種類。
- 横須賀海軍航空隊所属機(赤い尾翼に銀のジュラルミン地)
- 空母赤城搭載機(明灰白色の単色)
ですな。
フジミ製九九艦爆は箱や収録デカールを変更して何回か再販されていますので、場合によっては他のマークもセットされていたりします。

昨年の二二型との選択式版では、空母蒼龍の江草中佐機と、瑞鶴搭載機も収録されていたね。


今回は2個同時に進めている。
キットに収録された2種類の塗装を両方採用だ。


とりあえずまずは銀色の横須賀海軍航空隊所属機から紹介。
下地として
- 金属化したピトー管部分にガイアノーツのマルチプライマーアドバンスを筆塗り
- 全体にクレオスのMr.サーフェイサー1000
- 尾翼など赤い部分の下地としてガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
の順に吹き付けです。

赤い色は下地の影響を受けやすいから……
今回のキットには日本軍機でよく見られる主翼前面の黄色い識別帯の機体がないから、そっちの下地は不要だね。
部位ごとの塗装


というわけでまずは下地を整えた赤い部分から塗ってしまいましょう。
使用した色はMr.カラーの紅色です。
筆者の保有しているのはかつて発売されていた「紫電改用カラーセット」のもの。
2026年10月現在は単品売りしているので、より気軽に手に入れますな。

普通の赤よりも少しだけくすんだような色なんだよね。
正直あんまり違いがないから、ここは好みで……。


赤い部分が乾燥後にマスキング。
今度は機首の黒い部分を塗り分けましょう。
Mr.カラーのカウリング色を使いたいところですが、以前緊急で作った代用カウリング色が残っていたので、そちらを先に在庫処分で使う形に。

いつぞや作ったやつだね。
カウリング色自体は補充が完了しているから、代用色を使い切ったらそっちを復帰する形に……。

シルバーや黒鉄色の塗装に備えて、機首だけでなく全体をこの色で塗ってしまう。
このパターンは以前組んだエアフィックスの九七式一号艦攻同様だ。

本体色の塗装


機首をマスキングし、金属色を塗っていきます。
- 本体などシルバー部分→ガイアカラーのスターブライトジュラルミン
- 爆弾→Mr.カラーの黒鉄色
ですな。

シルバーっていっても、塗料によってこれまた色合いが変わるんだよね。
スターブライトジュラルミンはちょっと粒子が粗めでギラギラした感じになるというか。

このキットは塗りかけで放置されていたけど、そのときはMr.カラーのシルバーで塗られていたようだ。
あちらはもう少し白っぽくて粒子が細かいように見えたね。


その後はマスキングを剥がし、細部の塗装。
このキットにはプロペラの警戒線など帯状マークのデカールが含まれていませんので、それらは塗装で再現する必要がありますな。

この辺りは近年の再販版だと補われているんだよね。
曲面だから帯系の塗り分けは塗装のほうがなじませやすいけど。
もう1機の塗装


ここでもう1機の、赤城搭載機も紹介。
基本的な流れや使用塗料は横須賀海軍航空隊所属機と同じですな。
前述通り帯系マークのデカールがないので、ここは塗装で再現しましょう。
胴体の他に固定脚のスパッツ部分も赤い帯があるので、忘れずに……。

近年の再販版ではデカールで補われているけど、この手の丸みのある形状部分への帯は塗り分けたほうが確実だ。


マスキングはこんな感じに。
胴体の帯はヒレ部分でテープが浮きやすいですな。
ヒレの根元の凹んだ箇所でテープを分割する案もありかと。

でも分割が少ないほうがマスキング漏れの事故が少なかったり、帯の幅を揃えやすかったりするんだよね。


先ほどの1機目と異なるのが機体の基本塗装。
赤い帯や黒い機首を塗り終わったら、その機体色を塗っていきます。
使用したのはいつも通り、Mr.カラーの明灰白色1ですな。

日本海軍といえばやっぱりこの色だよね。
大戦前半の勢いのある時期の色というか。

ただプロペラ部分はこちらもシルバーなので、結局銀色は使うけどね。


マスキングを剥がして細部の塗り分けをするとこんな感じに。
帯部分は多少マスキング漏れがあったので、筆塗りで補っていますな。

このキットの主脚はタイヤとスパッツが一体成型。
でも車輪を回しながら塗るのは大変だから、こっちのほうがいいかも。
マーキング


このキット付属のマークはこちら。
帯系マークがない分、シンプルな内容となっています。


参考に昨年組んだ一一型/二二型版のものを掲載。
こちらは単にマークの種類が増えただけでなく、帯マークも新たにセットされている。
塗り分けに自身のない人も安心してほしい。

今回の戦果



デカールを貼り付けると双方こんな感じに。
尾翼の線は透明部分の面が広いので、マーク部分だけ切り出して1本ずつ貼り付けています。
……パリパリした質感のデカールでしたので、貼り付ける際に少々崩れましたな。
そこまで致命的でないので、今回はこれで済ませてしまいますが。

このキットは新品で2010年代前半に買ったんだっけ。
それ以前に製造された、下手な中古品よりもデカールが貧弱なような。

以前彗星艦爆も派手にデカールが自壊しましたな。
あれも同時期の購入品だったような。


その時期のデカールの性質がそういうのだったのかもしれない。
今回はここで中断。
次回は仕上げのウェザリングをして完成予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版






