イタレリ  メッサーシュミットBf110G-4製作記①

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

さて、新年が明けて少し落ち着いてきた頃ですな。

今回は何をするのやら……。

レーナ
レーナ

前回はガンタンクが完成したね。

多分、新しいキットを作るんだろうね。

ヴァルダ
ヴァルダ

うむ。

筆者は今回、久々に航空機を作るようだ。

今回はその開封作業から始める。

レーナ
レーナ

なんだろう。

アドルフ
アドルフ

近年の筆者の傾向からすると、直前に買ってきたものに手をつけそうな気が。

 

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ドイツ軍夜間戦闘機 メッサーシュミットBf110 G-4を作る

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

イタレリより

メッサーシュミットBf110 G-4

だ。

レーナ
レーナ

おお、なんかカッコいいイラストだね。

アドルフ
アドルフ

やはりこの前購入したばかりのものを。

そういえば筆者は今期の目標に

双発機を5機以上作る

とか言っていましたな。

メッサーシュミットBf110 G-4とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

時は第二次世界大戦が始まる直前の1930年代。

「空戦、爆撃、偵察を一機で出来る万能機」

として、各国で双発の航空機が開発されていた。

今回作るBf110は、それのドイツ版ともいえる存在だ。

アドルフ
アドルフ

開発はBf109同様メッサーシュミット社

Bf110はBf109の双発機版ともいえる存在ですね。

コンパクトにまとめられた機体に、その面影が見えます。

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レーナ
レーナ

あれ、Bf110はイギリス上空の戦いでボロ負けしたんじゃ・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

Bf110は用途として空戦も想定されていたんだけど・・・・・・

大型で加速性能や旋回性能が低い双発機は、軽快な単発機には簡単に後ろをとられてしまうんだ。

ただエンジン出力に余裕があったからか、高高度ではイギリス軍戦闘機相手に優位だったという説もあるとか。

アドルフ
アドルフ

これらの欠点はBf110に限らず、各国の双発戦闘機共通だったようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

戦闘機同士の空戦は苦手だったBf110だけど、双発機はエンジンが2つある分

  • 武装の積載量
  • 航続距離

に優れている。

またレイアウトの都合上、機首に武装を集中させやすく火力と命中率も高かった。

あるときは爆弾を搭載した戦闘爆撃機として、そしてあるときは敵爆撃機に対する迎撃機として戦っていくんだ。

レーナ
レーナ

空戦は苦手なんじゃ・・・・・。

アドルフ
アドルフ

それは敵が軽快な単発戦闘機だったときの場合ですよ。

より鈍重な爆撃機相手なら、双発戦闘機は十分通用します。

寧ろ重武装な分、単発機より有効だったり。

ヴァルダ
ヴァルダ

そんなBf110だけど・・・・・・

戦況が悪化するにつれて、夜間爆撃に来る連合軍機を迎撃する飛行機が要求されるようになる。

視界の悪い夜間は、敵を発見するためにレーダーを搭載した、夜間戦闘機が必要。

今回作るG-4型は、Bf110の夜間戦闘機型の一員なんだ。

アドルフ
アドルフ

G型は本来開発されない予定だったようですが・・・・・・。

後継機Me210が失敗作で終わったのが原因で登場したのだとか。

ちなみにそのMe210、簡単に説明すると

  • 操縦性が悪い
  • スピンしやすい

といったシロモノだったとか。

ヴァルダ
ヴァルダ

G型自体はエンジンを乗せ変えたものとなっている。

直前のF型はDB601Fを装備。

対するG型はDB605Bを装備。

DB605はBf109のG型にも搭載されているね。

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レーナ
レーナ

なんでわざわざ夜間戦闘機なんて専用のものを作ったんだろう?

アドルフ
アドルフ

当時のレーダーは機首のアンテナ状のものです。

見ての通り重量と空気抵抗があるので、単発機には荷が重いんですよ。

それと、当時のレーダーは操作が複雑だったらしく……

これも一人乗りの単発機では使いづらく、双発機がメインになった一因となっています。

Bf110も従来型では2人乗りでしたが、G-4型など夜間戦闘機型はレーダー手が追加され3人乗りとなっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

Bf110G-4は夜間戦闘機として活躍するんだけど、元の設計が古いため既に旧式感は否めなかった。

それでも生産体制が確立していたこともあって、生産は1945年2月ごろまで続いていたようだ。

Bf110後の主力夜間戦闘機としては、元爆撃機であったユンカースJu88G-6が受け継いでいる。

他にも純粋な夜間戦闘機として、ハインケルHe219が投入されているね。

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レーナ
レーナ

どれも機首のアンテナが特徴的な……。

ヴァルダ
ヴァルダ

第二次世界大戦期のドイツ軍双発戦闘機を代表するメッサーシュミットBf110。

大戦後期の夜間戦闘に従事したG-4型を、イタレリ社製品で作ってみよう。

 

 

中身の確認

ヴァルダ
ヴァルダ

長々と説明したけれど、早速キットの中身を見てみよう。

どうやら古いキットをアップデートしたものらしく、エッチングパーツが入っている。

デカールには鉤十字がない。

イタレリ社は欧州をメインターゲットにしているのか、基本的に同社のどの製品もついてこないようだね。

アドルフ
アドルフ

特徴的なパックをされた袋を開封します。

プラランナー2枚、クリアーパーツランナーが1枚です。

古いキットらしく、凸モールドとなっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者は幾つか同社のBf110を保有している。

画像中央のAランナーは、見た感じG-4型専用のもの。

レーダーやエンジン等特有のものが入っている。

レーナ
レーナ

ちなみにこれが筆者の保有するBf110達。

今回と同じイタレリ、タミヤ(イタレリ製)のほかに

  • エアフィクス

  • ハセガワ(モノグラム製)

  • フジミ

  • エデュアルド

等など。

アドルフ
アドルフ

全部完成させたら一個部隊できそうな感じですな。

というかこんなに在庫があるならなぜ今回買い足したのか……。

レーナ
レーナ

在庫はほとんどが駆逐機型。

機首にレーダーを装備した夜間戦闘機型は手持ちにないからじゃない?

アドルフ
アドルフ

塗装は5種類。

パッケージのシャークマウスのもののほか、ハンガリー軍所属機も作れます。

Bf110G-4の有名な夜戦エース、シュナウファー少佐の機体も収録されています。

レーナ
レーナ

どれになるかな。

 

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

諸事情で、今回はここまで。

次回から、早速作業に取り掛かろう。

アドルフ
アドルフ

ひっぱりますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者がどの塗装で作るか迷っているとか。

とりあえず、今回はここまで。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに!

この記事で紹介しているキット

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