
タミヤのスケール限定シリーズにラインナップされています、イタレリ製のP40重戦車を作っていきましょう。

前回は車体下部を箱組みしたり、サスペンションなどの接着作業を行った。
今回はそのサスペンションの整形をし、足周りを形にしていこう。

ここも基本的には過去記事と同じような感じになりそうだね。



本キットの難所のひとつですな。
このキットは難所だらけなのですが。

毎日が正念場、みたいな。

プラッツのアンツィオ高校版を含めて、イタレリ製のP40はこれで4つ目となる。
落ち着いて処理すれば大丈夫だろう。
それでは作戦を再開する。
サスペンションの整形


隙間ができるので前回伸ばしランナーを合わせ目に練りこんだサスペンション。
あの後タミヤパテも塗ってみましたが、整形中にほとんど剥がれてしまいましたな。

筆者の手持ちのは、使いきれず一度硬化したのを溶剤で溶かして再利用したものだからね。
劣化しているのかもしれない。

どうしても使い切れなくて半分ぐらいチューブに残った状態で硬化しちゃうんだよね。

先人達の知恵では
- 蓋を反対向きにして、開栓時に使う尖った部分の方でフタをする
- 硬化前に全てビンに移す
みたいなものがあるようです。
筆者が今保有しているものは硬化したものをビンに移して溶剤で溶かして再利用しているわけですが。

どうせ板バネパーツを上から貼り付けて見えづらくなるから、ここは隙間が埋まればよしとしよう。
多少の歪みは気にせずに進める。
どちらかと言えば、接着面積で強度面を確保することを優先だ。


車体上部パーツも取り付けて、本体を形にしていきます。
本来なら先に足周りを組んでから車体上部を組みますが、サスペンションの整形待ちで上部が先行して進んでしまいましたな。
車体上部も箱組みでパーツが反っている箇所があるので、瞬間接着剤を使いながら進めるとよいかと。

車体前面はよく見たらまた一部がラッカーパテを塗ったグレーになっているような。

そこは内側にバイザーを留めるための凸凹がありますが、その影響で表面にヒケによる凹みが発生しています。
ラッカーパテというよりは溶きパテ、500番のビンのサーフェイサーを筆塗りしていますな。
後で削るなり薄め液でふき取るなりする予定です。

それ以外では誘導輪アームの部分にも発生していた。
このキット、厚みのある部品が多いからか各部にヒケによる凹みが発生しているんだ。
極端に凹みが深い箇所はプラ材で、それ以外は溶きパテで埋めている。
リベットディティール周りはなるべく削りたくないから、極力溶きパテに頼る形に。


サスペンションは複雑な形になっています。
後で塗料が入りにくい奥まった部分は、ここで陰となる黒色を筆で塗っておきましょう。
使用したのはクレオスの水性ブラックサーフェイサー1000ですな。

成型色はサンドイエローだけど、塗装はグリーン系の予定。
後で成型色が見えなくなるように……。
履帯の組み立て


続いて履帯。
このキットのものは接着組み立て式で、上下の直線部分以外全て1枚ずつの組み立てとなっています。
説明書には6枚組みの直線のものを片側4セット用意する指示が出ていましたな。

6枚組みの直線のは上下の両端に来る部分に使う感じだね。
他にも起動輪上の折り返し部分は7枚、誘導輪上の折り返し部分は6枚使うことになるから……。


注意点としてはまずこの起動輪上の7枚。
履板の前後幅が広いからか、そのままだと歯の置くまで噛み合った状態の履板が入らない。
噛み合う部分を片側削るといいだろう。

ここは今までのP40でもやっている箇所だね。
外から見える部分を削ると見た目に影響するから注意だよ。


上部に来る直線部分(B2番パーツ)は少し曲げてたるみをつけておきます。
見栄えというよりは、これで履帯の感覚が丁度よくなるといいますか……。

これをやらないとちょっとだけ履帯が余ったような長さになるというか。
誘導輪アームも固定式だから、微調整が難しいんだよね。


微調整が組んだら流し込み式速乾の接着剤でサクッと組んで巻きつけてしまう。
上部はサイドフェンダーでほとんど隠れてしまうので、多少粗が出そうならそこで辻褄を合わせてしまおう。
それと誘導輪と起動輪の下に来る6枚分のバラ履帯部分で軽くカーブをつけてやると、重力感が出てそれらしくなる。
今回は履帯の感覚調整ついでにやっておいた。

履帯の接着組み立てについては過去記事も参考にしていただければ幸いです。
今回も起動輪部分で両端を留める形にしていますな。

今回の戦果


ここまでの状態でこんな感じに。
サイドフェンダーは今回塗装中に取り付ける予定です。
黒サフを吹き付けた後辺りでも……。

1輌目ではここで足周りに黒サフを吹き付けていたけど、エアブラシを出したりしまったりするのが億劫でね。
本塗装の黒サフを吹いている最中にでも接着予定だ。
今回はここまで。
次回は残りの細かい部品の取り付けから再開予定となる。

続きは次回!
この記事で作っているキット



