
タミヤのルノーR35軽戦車とオチキスH39軽戦車を組み合わせて、短砲身のオチキス軽戦車、H38を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングを施し完成させよう。

9月も終盤に。
これで今月は最後の完成品になりそうかな。

筆者は後続キットに着手していますが、最近急ぎ気味だったのでゆっくり進めるつもりですな。
おそらく今月中の完成はないかと。

それでは作戦を再開する。
H38が最終的にどうなるか確かめてみよう。
エナメル塗料でのウェザリング


手始めにエナメル塗料で全体のウェザリング。
- スミ入れ兼ウォッシング→ガイアエナメルの埃色
- ドライブラシ→タミヤエナメルのニュートラルグレイ
- オイル染み→タミヤエナメルのクリヤーオレンジとフラットブラックの混ぜ物
- 排気管下地→タミヤエナメルのハルレッド
ですな。
詳しいやり方は過去記事を参考に……。




今回はバフじゃなくて埃色をウォッシングに使っているけどね。
まあどっちも同じような色合いだし、そこまで気にしなくてもいいけど。

減る速度が遅いので、当分は埃色の出番になるだろう。
車体上部のウェザリング


車体上部は排気管の錆、チッピング(傷)、雨だれなどですな。
この辺りも過去記事を参考にしていただければ幸いです。




画像に写っているのはクレオスのウェザリングライナー、泥色セットのディープブラウン。
ペン先をトントンと乗せて点をたくさん打つだけでも傷っぽくなったり。

そのまま下に色を伸ばすと錆が垂れたようにも見える。
鉛筆状なので、コントロールしやすいのが利点だ。
足周りのウェザリング


足周りはクレオスのウェザリングカラー・グレイッシュブラウンとタミヤエナメルのクロームシルバーを使っての方法。
これも過去記事通りですな。
後のつや消し中に、タミヤウェザリングマスターAセットも使用しています。


履帯の凸凹が少ないから、あんまり陰影をつけられないんだよね。
ただ奥まったところに大量に泥を盛ろうとして、変なところに流れ込む可能性もあるし……。

筆者の場合フェンダーの奥に塗料を流し込みまくって、車体上部にまで流れ込むトラブルを過去に多発させている。
ほどほどにしておこう。
完成へ


ここまでできたら尾橇などを接着。
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけて完成としましょう。
今回はうまくつやが消えてしっとりした質感になりましたな。

諜報部から
「薄吹きせず、全体が濡れるぐらいまでつや消しクリアーを吹き付けるといい感じになる」
という情報が入ってきたので、それを試してみた感じだ。
吹き付けすぎると白化することがあるから、今までの筆者は厚吹きをしなかったんだけどね。

白化は湿度とか水分、添加したつや消し剤の量の影響もあるように感じますな。
あくまで筆者の体感のため、まだ調査中ですが……。

白くなった場合はつやありのクリアーを吹きつければある程度は修正できるんだっけ。
とりあえずオチキスH38はこれで完成。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ オチキスH39軽戦車改造 オチキスH38軽戦車 完成!






フランス戦車っていうと独特な柄の迷彩だけど、ジャーマングレー単色だと重厚感が増すというか。
鋳造車体と相まって鉄の固まり感が強くなるんだよね。

小柄な車輌でありながら、単純な装甲厚は同時期のドイツ軍戦車よりも微妙に上回っていたようですな。


今回の改造元となったH39と。
実物の時系列としてはあちらが後発になるけどね。
主砲の他、あちらでは選択しなかった部品を使用したことによる足周りの違いも見所だ。


あちらは改造キューポラも使っていますな。
また機会があるのでしたら
「短砲身+改造キューポラ」
の車輌を作ってみたいところです。

キューポラ周りはR35とH39のキットで規格が異なるんだよね。
加工をすることになるのか、それとも主砲部分だけ入れ替えるのか……
ところであのH39、紛失したU字シャックルは出てきたのかな?

まだ捜索中だ。
キットには6個付属するけど余剰にならない。
なので今回のキットから流用することはできなかった。


タミヤ製品のR35とH39、そしてそれらの砲塔を挿げ替えて作った前回のR39と今回のH38。
全て並べるとこんな感じに。



大戦中は早々に脱落したフランスだからか、フランス戦車はあまりキット化に恵まれていないんだよね。
そう考えるとタミヤ製品で気軽に楽しめるようになっていい感じに。

フランス戦車はこれ以外にもB1bisやS35なんかがラインナップされている。
これからにも期待だ。





更にブロンコの自走ロケット砲型のH39も交えて。
あちらはタミヤ製品に比べるとやや細長く、直線的な形状になっていますな。
どうも同社の初期の製品らしいようで。


タミヤがルノー・オチキス軽戦車を発売したけど、まだまだサブタイプは海外メーカー製のものが多数を占めている。
それらを作りたいなら、引き続き彼らのお世話になるだろう。

ブロンコのほかにはエレール、ピットロード、トランペッター、ホビーボスとかが発売しているみたいだね。
同じ車種でも改造キューポラの形状とか尾橇の有無とか、細部の仕様違いでまだまだ楽しめそうな。
作ってみた感想のコーナー


というわけでタミヤのルノー・オチキス軽戦車シリーズは一度完結だね。

基本的な内容は過去に作ったR35とH39でほとんど語りつくしているので、ここではそこまで話すことはないかな。
あれら同様、形状を正確に再現する都合なのか合わせ目が鋳造部分の真ん中に唐突に発生する箇所が目立つのが注意点だ。
足周りもサスペンションや誘導輪など、割と目立つ箇所に唐突なものが発生する。
今回は伸ばしランナーも駆使して埋めてしまった。


基本的な部品の合いは良好なので、説明書通り進めればおおむね形になるのは利点なんですけどね。
海外メーカーのものは削らないと部品が入らなかったり、主砲の軸が貧弱だったりと一加工必要になってきますので……。

筆者は昔合うのが当たり前だと思っていて、イタレリのMC.202フォルゴーレのキットでえらい目にあったからね。
多少の似ている似ていないよりも部品精度重視なんだ。

タミヤ製品は組みやすさ重視だからか、見えないところは肉抜き穴があったり履帯の取り付け目印のために空いているはずの穴が埋まっていたりと。
普通に組む分には問題ないけど、それらが見えるような状態にするなら改造が必要になりそうだね。

ハッチが開いている状態とかですかな。
さきほど持ってきたブロンコ製品はある程度内部再現ができていたので、タミヤ製品とはそこで住み分けができそうです。

発売から6年経過したR35と1年経過したH39。
今回のように砲塔を挿げ替えて組むことができるなど、まだまだ遊べるところが多い。
気になった人は是非とも試してもらいたい。
今回はここまで。
次回は筆者の在庫から組みかけ品を掘り出し予定だ。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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