
HGUCのザクIスナイパーを作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回は冬季迷彩などの残りの仕上げを行い、完成させよう。

サクッと完成。
ほとんど組み立て済みだったからあっという間だね。

とりあえずザクの日には間に合いましたな。
まだ時間はありますが……。

追加するかは不明だ。
それではザクIスナイパーが最終的にどうなるのか、確かめていこう。
足元のウェザリング


とりあえず追加のウェザリングを。
足元の泥汚れを施してみましょう。
使用したのはクレオスのウェザリングから、グレイッシュブラウン。
塗料を置き、半乾きのものを綿棒で擦ってぼかしています。

……とは言っても後の冬季迷彩でほとんど見えなくなるんだよね。
冬季迷彩を施す


その後は一度缶スプレータイプのMr.スーパークリアー光沢を吹き付けてから、冬季迷彩を施します。
冬季迷彩はいろんな方法がありますが、今回はウェザリングカラーのマルチホワイトにグランドブラウンを数滴追加したものを筆塗りしています。

筆者は当初タミヤエナメルをエアブラシ吹きしようとしていたみたいだね。
以前のザクIスナイパーがそうではなかったから、急遽変更したみたいだけど。

エナメル塗料エアブラシ吹きは筆者の場合、主に航空機に使うことが多いですな。
近年だとHe11Z-1にやっていたはずです。

光沢スプレーのおかげか、塗装面が平坦になるので塗料が引っかからない。
なのでパキッと剥がれたような跡の冬季迷彩もできる。
つや消し面に塗ると凸凹の塗装面に塗料がひっかかるから、擦って落とそうとしてもぼやけた感じになりがちだ。

ウェザリングカラー自体も定着力が弱めですからね。
その後、冬季迷彩を定着させるために水性のつや消しクリアーを吹きつけ。
レンズパーツを装着して完成です。

本体はつや消しクリアーだけど、クリアーパーツのレンズ部分は冬季迷彩前に使ったものと同じ光沢のクリアー。
こちらは光を反射するようにしている。

とにかく、以下ギャラリーだよ。
HGUC ザクIスナイパー 完成!







この季節に相応しい冬季迷彩になったね。
こうなると以前のスナイパーと並べたいけど……。

今掘り出してきます。




というわけで以前作った、ヨンム・カークス専用機を塗り替えて作った個体と。
筆者の設定としては同一小隊の機体ということです。
少し冬季迷彩の濃度とかで差が出ていますが。

肩の番号が175と177。
176は欠番かな?

筆者の構想としてはこれから配備する予定らしい。

……狙撃機だけで3機まとまっているのは不自然かもしれませんな。
近接戦に備えた護衛機を付けるべきでしょうか。

もしくは専ら別の小隊と組んでいて
狙撃担当+護衛機の「2機編成×3」
なのかもしれない。
作ってみた感想のコーナー


サクッと完成。
……とは言っても、ほとんど組み終わっていたやつを塗って仕上ただけだけどね。

筆者の感想としては……
- 2006年頃発売で今からみるとHGUCとしては古参の部類。ただ当時としては可動範囲が広め。ヒジ関節の可動なんかは現在でも遜色ない。
- 色分けも概ね成型色のままで問題なし。ライフルのコードやバーニア内部など細かい部分だけ補う必要があるぐらい
- この時期の他キットにも言えることだけど、ヒジなど関節の挟み込み箇所が目立つ。合わせ目を消したり塗装をする人にとっては難儀する構成
- そのままだと遊んでいるうちにメッシュ+リード線のコードが外れやすい。筆者は完成後接着剤を塗布している
……といった感じ。
原型機の旧ザクより少し値段は上がったものの、相変わらずそのわりには遊べるキットのように感じる。

このザクI、胴体や前腕の構造が08小隊のトップ機や、ゲームに登場するランバ・ラル機やゲラート・シュマイザー機に似た形となっていますな。
通常のザクIと組み合わせたり改造をして、それらを再現するのも面白そうです。
他にもモノアイはザクII強行偵察型にそっくりなので、そちらも材料にできそうですな。

ちょっと調べてみたけど、ザクIスナイパーのカラーリングはトップ機によく似ているんだよね。
ただあっちにするには胸部のディティールを少し変える必要がありそうだけど。

筆者の在庫に頭部のアンテナを紛失したザクIスナイパーと、旧ザクのジャンクがいくつか存在する。
もしかしたらそのうち何か作るかもしれない。

というかパーツを寄せ集めたジャンクのザクIが過去記事に出てきていたような……。

ひとまずザクの日に間に合い完成させることができたので、今回はここまで。
ガンプラが連続したので、次回は別のものに着手する予定だ。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット