【2025年5月】タミヤ オチキスH39軽戦車 製作記④【新製品】

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤの新製品、オチキスH39軽戦車を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体を組んだ。

今回は砲塔を組んで、全ての部品をそろえよう。

レーナ
レーナ

6月に突入。

今月はオチキスら先月購入した3つを片付けたいところだね。

アドルフ
アドルフ

裏で筆者がオチキスと同時に購入した残り2つのキットも開封。

着手していますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

オチキスで乾燥待ちがたびたび発生しているので、その間にちまちま手をつけている感じだ。

それでは最優先キットである、オチキスの組み立てを再開しよう。

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主砲の組み立て

アドルフ
アドルフ

手始めに主砲から。

砲尾と駐退器カバーは接着図済みでしたな。

砲身の仰俯角をとるための可動軸はポリキャップ接続となっていますので、セットするのを忘れずに。

ヴァルダ
ヴァルダ

当初のオチキス軽戦車、いわゆるH35はルノーFT-17やR35同様のピュトーSA18、短砲身の37mm砲を装備していた。

H39では装甲貫徹力を上げるため砲身の長い37mm砲、ピュトーSA38に換装されている。

レーナ
レーナ

H35やR35がFT-17が装備していた主砲と同じピュトーSA18なのは、流用目的もあったみたいだね。

……キットのSA38、主砲側面に盛大な肉抜き穴があるのが気になるけど。

アドルフ
アドルフ

ここは駐退器カバーを被せると見えなくなるのでご安心を。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

機銃部分はピンバイスで凹みをつけて、銃口を再現しておきます。

レーナ
レーナ

機銃パーツは本体から1.5mm飛び出た位置での固定みたいな指示が出ているね。

ただパーツが円錐状で、はめこむとその長さで止まるからあんまり気にしなくていいかも。

砲塔外装の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて砲塔外装。

オチキス軽戦車シリーズの砲塔はルノーR35同様のAPX-R砲塔。

ただ金型流用が行われたようには見えませんな。

……スライド金型による一体成型をしているのか、画像で赤く印した砲塔外装の角にパーティングラインが走っています。

まずはそこを削って処理するとよいかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

以前も少し触れたけど、同社のルノーR35付属の砲塔とはほぼ同じ外見で部品番号が異なるだけだ。

それとキューポラ取り付け部分に切り欠きが追加されているのが相違点。

これはどうやらオチキスで追加された、ドイツ軍仕様のハッチ付きキューポラの固定用らしい。

レーナ
レーナ

ルノーR35にはドイツ軍仕様は収録されていなくて、純粋なフランス軍戦車のキットなんだっけ。

筆者は塗り替えてドイツ軍仕様にして組んでいたみたいだけど。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

砲塔前面の、主砲取り付け位置左の装甲面は別パーツで合わせ目が発生しますな。

一度ここの乾燥待ちになります。

レーナ
レーナ

……先に接着しておいたほうがよかったかな?

アドルフ
アドルフ

やろうと思えばできそうですが、先にここを接着すると主砲基部が外から見えなくなり、主砲の取り付けがしづらくなりますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

待ち時間に他の部品や他のキットを進めておこう。

後部のハッチは開閉選択式。

開ける場合はそのままに。

閉める場合はヒンジ部分を一部切り取ろう。

これは他のタミヤ製フランス戦車でもほぼ同様の構成だ。

フランス軍仕様?ドイツ軍仕様?

アドルフ
アドルフ

後は残りの細かい部品を。

ここで選択することにより、フランス軍とドイツ軍どちらの仕様にするか決めることに。

今回はドイツ軍仕様ですな。

ハッチが増設されたキューポラや、生産時期の違いによる側面の視察バイザーなどを用意しましょう。

レーナ
レーナ

フランス軍のオリジナル仕様だと、キューポラはただ回って覗き穴が付いているだけなんだよね。

乗員の乗り降りができないという。

アドルフ
アドルフ

使い勝手向上のため、鹵獲したドイツ軍によってハッチが増設されたというわけですな。

無論、未改造キューポラのままのドイツ軍仕様も存在するようですが。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

ハッチはヒンジの噛み合わせ部分に瞬間接着剤を塗布してから仮留め。

簡単に脱落しないようにするのと、塗装のしやすさを両立させます。

ハッチ内側は謎の突起を削る指示が出ていましたが……

その謎突起は、どうやら閉めた際にキューポラ縁と噛み合うようになっているみたいですな。

今回は開けた状態にもするので、突起部分は削ってしまいます。

レーナ
レーナ

フランス軍戦車兵が立像だったのに対して、ドイツ軍仕様は胸像。

しかし背中側がすごい肉抜き穴になっているなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

ドイツ兵のパーツ数はたったの2。

背面の肉抜き穴のみならず、台座部分と胴体が一体成型になっているかなり思い切った構成だ。

無論肉抜き部分は砲塔内の左側に来て死角になるので、そのまま組んでも外見に支障は出ないので安心を。

アドルフ
アドルフ

大戦初期から末期まで運用されていたドイツ軍仕様のオチキス軽戦車。

時期を選ばないので、各社から出ている別売りの戦車兵フィギュアとも組み合わせやすそうですな。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔の合わせ目を切削し、鋳造表現や外装合わせ目に溶接跡を追加。

ただ溶接跡は実物だともっと滑らかだから、こんなにあからさまにつけないほうがそれらしいように見えるね。

アドルフ
アドルフ

溶接跡はつけず、合わせ目消し程度に留めたほうがよかったかもしれません。

そもそもここは溶接だったのか……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は塗装とマーキングで、さらにドイツ軍仕様っぽくしてみよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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