
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が先日購入した、ハセガワの零戦五二型丙が完成しました。
今回は……。


零戦の前にそれと同時購入した、シャア専用ザクIIを作ったのを覚えているだろうか。
その際、筆者はこのザクを2機購入・仮組みしていた。
シャアザクとして完成した1機目に続き、今回は残る1機を進めてみよう。

ダイソーニッパー君の試し切りで、比較用にブレードワンニッパーで切り出したやつだっけ。
……もうシャアザクとしては1機完成しているわけだけど、今度のはどうするのかな?

時間が経ったなら同じもので再度作って比較というのもある。
ただ今回はまだそんなに時間が経っていない。

と、なりますと……。
今回のお題 HGUC シャア専用ザクIIを偵察隊仕様のザクIIS型として作る


というわけで今回は再びガンプラの
「HGUC シャア専用ザクII(リバイブ版)」
を作っていくわけなんだけど……
同じ専用機で続けて作るのではなく、塗装を変更して別のものにしてみよう。
今回はMS IGLOOに登場した、偵察隊仕様のザクIIS型を再現する予定だ。

どんなのだっけ?
IGLOOってことはあのヅダとかが出てくるやつだよね。

当該のザクが登場するのはOVA作品、MS IGLOO -黙示録0079- の2話「光芒の峠を越えろ」ですな。
舞台は一年戦争終盤のア・バオア・クー戦。
IGLOOはジオンの試験部隊「第603技術試験隊」に配備される試作機とそれにまつわる人々を描いた物語ですが……
この話は試作機ではなく量産された駆逐モビルポッド、オッゴが主役メカとして出てきます。

主役であるオッゴはEXモデルでキット化されていて、筆者も保有済みなんだけど……
この話の序盤に、連邦軍艦隊への強行偵察を行う黒いザクIIS型が登場する。
今回はそれを再現してみよう。

この作品はフルCGで描かれてるわけですが……
ザクに関しては地上仕様のJ型を含めて、どうやらPGやFGなどのデータを参考にしているらしく、それらのモールドを少し減らしたようなデザインになっているみたいですな。
今回はHGUCのリバイブ版なので、多少デザインが異なるわけですが。

筆者はFGをいくつか在庫に持っているけど、それらは関節の可動範囲が狭く大改造が必要になる。
今回はお手軽に、HGUCリバイブ版をほぼそのまま使ってしまうおう。
ゲームとかに登場するとまたデザインも変わるし、この辺りはそこまで気にしなくて大丈夫だろう。

調べたところ、IGLOOは2004年~2006年辺りの作品だったね。
ガンプラだと2002年に旧HGUCのシャアザク系列が発売された辺りで、もちろん2020年発売のリバイブ版ザクは存在しなかったという。

かつては限定品として旧HGUCのザクをベースにしたIGLOO仕様や同作の連邦軍鹵獲ザク部隊、セモベンテ隊仕様も存在したようですな。
製作ダイジェスト


ということで製作開始。
大まかな流れは最初のシャア専用ザクIIと同じなので、詳しくはそちらを参考にしてもらいたい。

大きな形状変更はしないで、いらない穴を埋めたり関節の後ハメ加工をしたりしていたね。
穴は特にシールド周りが気になったり。

今回の偵察隊仕様ザクはシールドに特徴的なマーキングが施されているので、マーキングを際立たせるためにも余計な凹みは埋める形に。

前のシャアザクではあんまり触れられなかったので、今回はここで改めて詳細に解説。
まずはシールドの穴に細切れにしたプラ板の端材を貼り付ける。
接着剤で溶けたプラ成分が発生するので、ぴったり切り出さなくても大丈夫だ。

流し込み式は浸透しやすいから、あんまりプラ端材をギチギチに詰めてから流し込むと破損することがあるという点では注意かな。
シールド周りは頑丈そうだし、破損したらまた接着しちゃえばいいだけの話だけど。

気持ち緩めにプラ端材を詰めて乾燥、足りないようでしたら再度追加といった流れだと確実かと。


乾燥後は削って均す。
明らかに埋めた部分とパーツに隙間ができていたら、再びプラ端材を溶着して切削しよう。
プラ板の端材ではなく、削りカスや伸ばしランナーなどでもいい。

接着して削るの流れは合わせ目消しの応用だね。
ちょっとしたヒケとかにも有効だったり。


色がバラバラですと埋まっているのか確認しづらいですな。
ここはサーフェイサーを吹き付けて色を統一しましょう。
ここで使ったのは缶スプレータイプの500番ですな。

500番は粒子が粗めだから、細かい傷程度ならこれで埋めてくれるってやつだね。
ただ表面がざらついたつや消しで傷や凹みが見えづらくなっているだけっていうのもありそうな。
後で光沢塗料を吹き付けたら凹みによる歪みが見えたり。

そういうのを確認したい人はもっと細かい粒子のを使うか、番手の細かい紙ヤスリで磨いてみるといいだろう。
筆者もこの後一度磨いている。


腕周りは前腕の分割を変更して関節の後ハメ加工化。
ここも切り取った影響で、モールドとは言えないような大きな隙間が。

ここもプラ材を貼り付けてからの整形で隙間を狭めてモールドらしくしている。
ここはたまたま手近にあったホビーベースのプラストライプを使ってみた。
もちろん、薄手のプラ板でも構わない。
というかコスト面ではそちらのほうが理想的だったりする。
今回の戦果


改造箇所は主に
- 頭部→アンテナの追加、モノアイをクリアーパーツ化するためにレール部分に穴開け
- 胴体→特になし
- 腕部→前述通りヒジ関節の後ハメ加工化、シールドの穴埋め
- 脚部→特になし
- 武器→マシンガンのマガジン裏をエポキシパテで埋める
といった感じですな。

偵察隊仕様のザクは見た感じマシンガンしか装備していなかった。
なので時短も兼ねて武器はマシンガンのみ用意することに。

バズーカはもちろん、ヒートホークも省略して……。

今回はここまで。
次回は塗装とマーキングを行い、シャア専用機から偵察隊所属機へと変身させてみよう。

続きは次回!
この記事で作っているキット














