
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はタミヤのルノーR35軽戦車の車体とオチキスH39軽戦車の砲塔を組み合わせて、長砲身のルノー軽戦車であるR39を作りました。
今回は……。


前回のR39を作成するのに
「R35の車体+H39の砲塔」
を使用したので
「R35の砲塔+H39の車体」
が余っている。
今回はその余りものの組み合わせで短砲身のオチキス軽戦車、H38を作ってみよう。

余りものの有効活用だね。

ルノー軽戦車もオチキス軽戦車も砲塔は同じAPX-Rですからね。
前回のR39でも確かめたとおり、タミヤキット同士で互換性も問題ありません。
オチキスH38とは?

作る前にオチキスH38について簡単におさらい。
これは第二次世界大戦期に活躍したフランスの軽戦車だ。

前のH39の回で簡単に触れた情報だと……
- フランス軍が第一次世界大戦期から使用しているルノーFT-17軽戦車の後継を求める
- オチキスが出したのがH35軽戦車。しかしルノーのR35軽戦車がFT-17の後継車輌として歩兵部隊に採用される
- 歩兵戦車として不採用になったH35は騎兵戦車として採用される
- 後にH35のエンジンを改良したH38が登場
- 更にH38の主砲を短砲身37mm砲(SA18)から長砲身の37mm砲(SA38)に換装したH39が登場
っていう流れだよね。


- H35→旧型エンジン搭載・短砲身
- H38→新型エンジン搭載・短砲身(今回作るのはこれ)
- H39→新型エンジン搭載・長砲身
といった具合ですな。
分類方法は当時でもばらつきはあるようですが。
鹵獲運用していたドイツ軍なんかは、エンジンの新旧でH35とH38の名前のみ使用していたようです。
H35とH38/39はエンジンの違いから、車体後部のエンジンデッキの外見が異なるのが特徴ですな。
H35は天板部分が後方に行くにつれて斜めに下がったような見た目。
H38/39は天板部分が地面と平行になった見た目となっています。

というわけで今回のH38はH39の主砲を短砲身に先祖帰りさせることで再現することになる。
早速取り掛かろう。
主砲の組み立て


というわけで作戦開始。
使用キットの内容に関してはR39の冒頭で触れているので、そちらを参考にしてもらいたい。


まずはR35のキットからとってきた砲塔から進めていきましょう。
独特な形状を再現するためか、合わせ目だらけとなっています。
合わせ目消しが必要ですな。

合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
この辺りはR35の過去記事も参考になるかも。


砲塔外装の組み立て


乾燥後は合わせ目を処理し、砲塔外装と組み合わせていきます。
後のH39のキットと内部の構成もほぼ同じのようですな。

ただフランス軍仕様しか収録されていないから、部品の選択は後部ハッチの開閉状態だけなんだよね。
キューポラは原型タイプ一択だし。


外装を接着。
主砲左側の装甲面はH39のものと同様、一体化されているはずの鋳造部分に合わせ目が発生します。
ここも処理しておきましょう。

複雑な形状を正確に再現するためのものかな?
鋳造の梨地肌は後で復活させないと。
今回の戦果


側面のパネルなども接着し砲塔の組み立ては完了です。
筆者がオチキスH39付属のタイプを持ってくるか検討していましたが、あちらで別タイプのものは使ってしまったので、今回はR35付属のものをそのまま使う形に。

実際は裏で作業が並行していたからね。
今回はここで中断。
次回はH39のものを使った、車体を進めていく予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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