フジミ 彩雲11型 製作記①

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航空機等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回はフジミ製の零式観測機が完成しました。

ヴァルダ殿、今回は何を作るのでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

同じくフジミ製の航空機キットを作っていく。

レーナ
レーナ

筆者は幾つか持っていたけど、どのフジミ製品がくるかな?

アドルフ
アドルフ

先日補充したものにフジミ製品があったような・・・・・・。

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今回のお題 フジミ 彩雲11型

 

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。フジミより

彩雲11型だ。

アドルフ
アドルフ

我ニ追イツクグラマン無シ

ですな。

レーナ
レーナ

艦これで丁字不利を引かなくなる機体だっけ。

・・・・・・というかやけに箱が汚れているね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が中古品店で見つけてきたものだ。

箱の状態が悪かったので、値引きされていたね。

確か1100円で購入したはず。

彩雲11型とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

彩雲は大日本帝国海軍の艦上偵察機だ。

略符号はC6N。

連合軍によるコードネームはMART(マート)

アドルフ
アドルフ

基本的に空母積載量の関係で艦上機による偵察は艦攻などの兼任なのですが、本機は第二次世界大戦期で唯一偵察専用として作られた艦上機なんですよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

日本海軍は九八式陸上偵察機や二式陸上偵察機など、陸上基地で運用する偵察機を保有していた。

しかし広大な太平洋のど真ん中で運用するにあたり、高速で偵察を行える艦載機が必要になった。

そのため二式艦上偵察機(後の彗星艦爆)を採用すると共に、中島で試製される予定だった機体を「十七試艦上偵察機」として発注した。

これに幾つかの手直しを行ったものが1944年中頃に「彩雲」として正式採用された。

レーナ
レーナ

1944年っていうと、もう大戦も後半のほうじゃん。

ところで彩雲ってどういう意味?

アドルフ
アドルフ

雲が虹色に輝くことで、吉兆とされる天候だそうです。

レーナ
レーナ

なんか瑞雲と同じようなノリだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

艦載機として開発されたものの、時期が時期なので日本海軍は空母をほとんど失っており、主に陸上基地から偵察のために飛び立っていた。

更に戦況が悪化していくと、偵察任務の代わりに戦果の確認や編隊の誘導にも使われていたようだ。

最高速度は試験時639km/h。

品質の落ちた燃料や部品を使用した量産機は610km/hほど。

戦後にアメリカ軍が高オクタンの燃料で実験したところ694.5km/hを出している。

高速性能や高高度性能の良さを買われて、斜銃を装備した夜間戦闘機型も製作されたりした。

レーナ
レーナ

地味に優秀なスペックの飛行機なんだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

そんな隠れた名機である彩雲を、今回は作っていこう。

箱の中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

さて、キットの中身を見てみよう。

  • 説明書
  • プラパーツ
  • クリアパーツ
  • 金属部品
  • デカール

がセットされている。

アドルフ
アドルフ

昔のフジミ製品って、袋にも「FUJIMI」の文字が入っているんですよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

プラパーツはランナー4枚。

内1枚はクリアランナーとなっている。

偵察機なので、クリアパーツは窓パーツがある。

レーナ
レーナ

クリアパーツが多いとその分マスキング箇所が多くなるんだよね。

風防の配置上、戦闘機と窓枠配置が変わらないのは救いかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

金属パーツはピトー管を再現するためのもの。

「金属パーツは扱いが難しい」

という方向けにプラ製のピトー管もあるので安心だ。

アドルフ
アドルフ

んでデカールはご覧のとおり。

中古品なので少し黄ばんでいますね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者のやつ、この後窓に貼り付けて干しているね。

これに関しては過去記事を参照に・・・・・・。

検証!黄ばんだデカールを白くする方法
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レーナ
レーナ

塗装は5種類。

1・2番と3~5番では尾翼周辺の塗り分けが違う感じかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

組み立て中の部品選択はないようだ。

後で決めても大丈夫そうだね。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

そんなこんなで内容は以上。

次回から組み立て作業に入ろう。

アドルフ
アドルフ

筆者は以前この彩雲の夜間戦闘機型を作りかけで放置していたはずですが・・・・・・

見当たりませんね。

せっかくなのでサルベージして復帰させようと思ったのですが。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみにこの彩雲、零式観測機同様改訂版が発売されるようだ。

改訂版ではいままで別パッケージだった、彩雲11型、彩雲改(12型)、彩雲11型夜間戦闘機がパーツ選択式で一つにまとめられている。

例によって値段が跳ね上がってしまっているようだけど。

フジミの公式HPによると、改訂版は税込み2860円。

アドルフ
アドルフ

迷うところですな。

価格改定前の中古品だと筆者のもののようにデカールの劣化が懸念されますし。

ヴァルダ
ヴァルダ

プラパーツ自体は特に変化していないように思われる。

とりあえず、実際にこのキットを作っていってどんなものか確認していこう。

レーナ
レーナ

お楽しみに~。

この記事で紹介しているキットの改訂版

 

 

 

 

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