
コトブキヤのHMMシリーズより、ゾイドのデススティンガーを作っていきましょう。

前回は胴体や頭部、脚部なんかを加工していった。
今回はデススティンガーのメインウェポンともいえる、尾部や腕部を加工して全体の組み立てを終了させよう。

ようやく組み立て終了に。
今月はまだP40しか完成していないような。

このデススティンガーで大いに時間をかけていますからね。

おかげで先日増えた積みが何一つ進まない。
あまり長引くと筆者のモチベーションが下がるので、今月中には完成に持ち込みたいところ。
それでは作戦を再開する。
尾部の組み立て


今回最初の作業は尾部から。
フィン部分は折りたたみ可能で、海サソリモードと陸サソリモードの変形が可能となっています。
荷電粒子砲の砲身伸縮ギミックがついているのも特徴的ですな。

ゾイドのアニメ2作目、スラッシュゼロだとこの尾部だけの状態で登場。
ラオン博士らがこれを使って、ジャッジ衛星を攻撃していたよね。


まずは先端部分から。
左右のレーザーガン・ビームガン部分は銃身が真っ二つなので合わせ目接着。
挟み込むような構造なので、内側のものを先に処理した後、外側のもので挟みこんで再度挟み込み接着していきます。
ここはお互い同色で塗り分けの必要がないので、後ハメ加工はせずにそのまま挟み込んで接着していますな。

合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
ビームガンの銃口は取れやすいからか接着推奨箇所だけど、まだ接着はしていないよ。

フレーム部分は合わせ目が片側に寄ったような形になっている。
ここは解体できるほうが好都合なので、合わせ目は消さず。
反対側に溝を掘り、左右対称になるようにして合わせ目を残しつつ違和感を軽減してみよう。
尾部の後ハメ・小加工


続いて途中の部位に。
これらもフレーム部分が真っ二つで、お互いに挟み込んでいくような構造ですな。

ここで筆者が気になった点としては
- フレームの合わせ目の形が各部位によって異なる。中心に来るものはモールド化して統一できるが、可動部周りは形が全て異なるので残すとなると違和感がある
- フレームの上部に丸い凸モールドがあるが、これをパーティングラインが横切っていて整形に手間がかかる
といったところだ。
この辺りに少し手を加えてみよう。


というわけで加工をしてみよう。
ジョイント周りの合わせ目は部品分割を変更することで後ハメ加工。
元々存在するモールド部分に合わせて部品を分割、切り出した部品を接着する感じだ。

文章だけだとちょっとわかりにくいかも。
とにかく部品を一部だけ切り出して、そこだけ反対側の部品と接着して合わせ目消しをするというか。
接着剤のはみだしだけだと合わせ目が埋まらないから、ヒケ埋めの時みたいに削りカスを盛ってプラ成分を足して……。


丸モールドは
- 中心部分にピンバイスで目印となる凹みをつけておく
- 元のモールドを削り落とし、パーティングラインごと平らに整形する
- 目印を頼りに別売りのコトブキヤ製丸モールドを接着
することで、形を損なわず丸モールドを強調することにした。
これは以前のレッドホーンと同じような流れだね。


使用した部品はコトブキヤの丸モールドII。
一番胴体側の区画は3.5mm径で、後の2区画は2.5mm径ですな。
同製品はサイズの他に形状違いで4種類(凸型、凹型、-モールド入り、曲面型)がセットされていますが、ここで使ったのはシンプルな凸型のものです。


荷電粒子砲の砲身も、パーティングラインと重なる凸モールドがあったので、同様に別パーツに置き換えてみよう。
こちらは今回ウェーブのHアイズ3に含まれる、1.0mm径のものを使ってみた。
本来はモノアイとかに使うものだけど筆者の手持ちは同じランナーにある2.0mm径以上のものばかり使われて、極小サイズのは余剰気味だったんでね。
今回は塗り潰すつもりで、クリアーパーツである本製品を使ってみることに。

HGUCのザク系キットのモノアイだと2.5mmがちょうど合うから、その前後のサイズだけやたら減りが早いんだよね。
んで1.0mmは大量に余るという。
それを今回丸モールド代わりに使った形に。


荷電粒子砲身は伸縮ギミックがあるので、内側の芯パーツを少し削りこんだほうがスムーズに動きますな。
とりあえずこれで尾部の加工は終了です。

ぱっと見の加工箇所はほとんどわからないんだよね。
別パーツに置き換えた色違いの丸モールド部分ぐらいしか。

ジョイント周りの丸モールドは厚すぎると陸サソリモードで尾部を曲げた際に干渉するので注意ですな。
今回は干渉する1歩手前の、ちょうどいいものでしたが。
前腕の加工


最後になったのは前腕。
デススティンガーもう一つのメインウェポンである、ストライクレーザーバイトシザース(ハサミ)が備わっています。

ゾイドの格闘装備って「ストライクレーザー○○」っていうのが多いね。
スラッシュゼロのライガーゼロに搭乗したビットの「ストライクレーザークロー!!」ってセリフのせいで余計に印象に残りやすいというか。
リニアキャノンの後ハメ


まずは内蔵武器であるリニアキャノンから。
ここも荷電粒子砲同様に伸縮ギミック付きですが、一体成型された芯の両側から外装を挟みこむような形となっています。
ここは外装の合わせ目消しと後付けを両立させるため、後ハメ加工を施してみましょう。

とはいっても芯のレールにあるストッパーを削るだけだけどね。
画像の奥のが加工前で、手前のが加工後。
ストッパーを削るので、引っ張りすぎると砲身外装が外れるようになる点は注意だ。
逆にこの部分で、接着して一体化した砲身外装を着脱する形になるんだけど。

ここも芯の部品を少し削ったほうがスムーズに着脱できそうだね。
後で塗ることも考えると、より削りこんで気持ち緩めにしておいたほうがいいかも。
ハサミの後ハメ


ハサミのシルバー部分は上下からの挟みこみ式で、合わせ目が発生します。
内側の一部分は設定画でもモールド化されていますが、筆者としては外側の頂点に来る部分に合わせ目が発生するのが気になるようで。

ただそのまま接着するとフレームのメタリックブラックの部品が外せなくなるから……。


というわけで後ハメの試作。
片側で試したところ何とかいけそうだったので、これを本採用してしまいましょう。

詳細キボンヌ。


まずは画像で示した赤いラインの部分でハサミパーツを分割してしまう。
エッチングノコ類で切り離すことになるけど、ラインチゼルなどスジ彫り道具も併用するといいだろう。
ある程度彫っておくとノコで切り出す際にもズレにくい。

曲面部分が少し難しいですな。
ここはある程度溝を彫ってから、流し込み式接着剤かエナメル溶剤を流し込んで折り取るとよいかと。


切り出した後は
- メタリックブラックのフレーム部分はハサミ先端の接続ピンを切り取る
- シルバーのハサミ外装は、真ん中と根本側の凹ピンを切り取ってCの字にする
といった形にします。
画像の左側が凹ピンの加工前。
右側が加工後ですな。

3本のピンで外装とフレームを接続するけど、先端のは切り取って無効化。
真ん中のと根本側の2本で保持する形にする感じだね。

着脱時に負荷がかかって接着した外装が破損しないよう、気持ち緩めに調整しておくといいだろう。
根本側の凹ピンは画像で赤く示した部分を削る際に注意。
ここを削りすぎるとリニアキャノン使用時に、外装内部の削った箇所の隙間が見えるんだ。


別の角度から。
これで外装同士を接着後、一体化したこの部品をスライドはめ込みできるようになりました。

念入りに調整して、噛み合わせをチェック。
……もう片割れの外装は?

そちらは設定画同様の合わせ目になるので、接着はせずに組み合わせる形にした。
切り口だけガタガタなのを整えておこう。


側面のレーザーブレード部分は単純な上下合わせなので、こちらはそのまま貼り合わせて合わせ目消し。
端末切り替えのトラブルに巻き込まれてか、画像がありませんな。

これで加工は終了かな?
ずいぶんかかったような。

どうしても筆者が高額キットの切り貼りに抵抗があったようでね。
ギリギリまで悩んでいたようだ。
切り貼り部分は紫の外装で隠れるから、整形はそこまで神経質にならなくて大丈夫なはず。
今回の戦火


これでようやく全ての部品がそろいました。
メタリック成型の部分が多いので、合わせ目とかが消えているのかわかりにくいですな。

早めにサフチェックとかしたいところだ。
今回はここまで。
次回は塗装作業になるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット



