
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が部品を寄せ集め、グリーンマックス社の国鉄客車ナハフ11のNゲージキットを完成させました。
今回は……。

戦車模型にしよう。
ただ普通に組むのではなく、ちょっとした改造をする予定だ。

スケモの改造とは珍しいね。
難易度が高そうな気がするけど。

簡易的な改造にするから問題ない。
詳しくは材料を見ればわかるだろう。
今回のお題 タミヤ ルノーR35改造 ルノーR39


今回作るのはこちら。
タミヤミリタリーミニチュアモデルシリーズより
ルノーR35軽戦車とオチキスH39軽戦車だ。

オチキスは去年の新製品で、ここでもすぐに作ったよね。
また作るのかな?


ルノーR35のほうも新製品を速攻で組みましたな。
もう発売してから6年経過ですか……。




この2つの戦車、実車でも砲塔は同じものを搭載しており主砲だけ異なるものを装備している。
キットでも砲塔を無改造で交換することができ、主砲の長短を簡単に入れ替えることができるんだ。
なので今回はこの砲塔をそれぞれ挿げ替えることで、キットそのままとは武装の異なる姿の車輌を組んでみよう。
- ルノーR35車体+オチキスH39砲塔→ルノーR39
- オチキスH39車体+ルノーR35砲塔→オチキスH38
といった具合だ。
今回は先に前者、ルノーR39から進めていく。

ルノー軽戦車、オチキス軽戦車共にピュトーのAPX-R砲塔搭載でしたな。
主砲の長短や後のドイツ軍による改造キューポラの有無で、キットは差異をつけています。
ルノーR39とは?

ルノーR39は第二次世界大戦期にフランスで開発された軽戦車、ルノーR35の後期型だ。
R39という名前は当時の正式名称ではなく、模型などで使われる通称のようなのでその点は注意してほしい。

元のルノーR35は第一次世界大戦で登場した傑作、ルノーFT-17の後継的な戦車だっけ。
二人乗りで主砲も同じという。


ルノーFT-17は初めて旋回砲塔を搭載し、戦闘室と機関室を分けた車内レイアウトを採用。
以降の戦車の基本的な形を備えた最初の車輌として知られていますな。

R35は前任のFT-17同様のピュトーSA18、21口径37mm砲を装備していた。
しかしこの砲は前任の車輌とまったく同じ装備だったため、1930年代では装甲貫徹力の不足は明らか。
そのためこれを砲身の長い33口径37mm砲、SA38に換装したものが登場した。
この長砲身装備型を模型の世界などではR35と区別するため、ルノーR39と呼ぶことがあるんだ。
オチキス軽戦車の長砲身型に比べると、数は少数だったみたいだけどね。

短砲身のSA18は既存のものの再利用ということで、あえて行われたようですな。
結局威力不足を指摘されて長砲身化したというわけですが。
データによるとSA18では最大でも1000mの距離で15mmの装甲板を貫通するのがやっとなのに対し、SA38は1000mの距離で30mmの装甲板を貫通するのだとか。

敵である当時のドイツ軍のIII号戦車やIV号戦車の前面装甲厚がちょうど30mmなんだっけ。
ルノー軽戦車は歩兵部隊の戦車だから、砲身の長いタイプは少数派だったのかな?
歩兵支援なら短砲身で榴弾威力優先になりそうだし。


長砲身型のルノーR35の通称、R39軽戦車。
タミヤのR35とH39を混ぜて作ってみよう。
パーツの確認


とりあえず箱の中身を確認。
まずはオチキスH39から。
こちらは今回砲塔パーツのみ使うことになる。

過去にキットの詳しい中身を紹介しておりますので、詳細はそちらから……。



パーツのチェック。
欠品がないか確かめておこう。
基本のランナーは4枚で、その他小物がいくつか付属する。
画像左のAランナーは2枚入りだ。

このキットはフランス軍仕様とドイツ軍仕様の選択式だったね。
ドイツ軍による改修部分や、生産時期の違いで細部の部品が選択式という。

今回は砲塔パーツのみ使いますが、それもキューポラや側面の覗き穴部分が選択式でしたな。


紙媒体はこんな感じ。
今回は説明書にはない形・塗装で仕上げるので、これらの出番は少ないだろう。

筆者はドイツ軍びいきだから、以前はドイツ軍仕様のH39で作ったね。
R39もそうなりそうな。


続いてルノーR35の中身に。
こちらは今回車体のみ使うことになりそうですな。
例によってパーツの詳細などは過去に紹介しておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。



そういえばこのR35、ずいぶんと長い間筆者の積み山の下のほうで待っていたみたいなんだけど。

- 筆者が新製品速攻レビューをしたく、R35をゾンアマ先生で予約
- ところが筆者が発売日に出先で同一キットを発見。早く組みたい筆者は予約しているものがあるにもかかわらず店頭のR35を購入してしまう
- 店頭購入したものを組み立てて記事に。予約したものが後から届くがそちらは手をつけてもらえず
- どうやって処理しようか悩んで今日まで放置
といった流れらしい。
発売時に予約していたものなので、6年ちょいの放置だ。

単なるマーキング違いとかで作れなかったのかな?

他のR35も調べたようですが……
どうも尾橇がついていたりキューポラを撤去して直接ハッチを増設したりと、キットとは異なる仕様のR35ばかり見つかったようで。
昨年H39が発売されて、それとのミキシングを思いついてようやく今回動いたというやつです。

H39も発売してから1年以上経過しているような。

速攻組み立ての1輌で筆者が満足してしまったり、その後店頭であまり見かけず購入のチャンスが少なかったりと……。


付属品確認。
発売直後のものですが特に問題はなさそうですな。

タミヤ製品もまれに初期ロットだとエラーがあったりするからね。
このR35は特にそういうことは聞いていないはず。


紙媒体。
こちらも今回は異なる仕様で組み立てるので、出番は少なくなりそうですな。
元キットですとフランス軍の塗装が2種類掲載されています。

筆者は前のはドイツ軍のジャーマングレー単色仕上げにしたみたいだけど。

今回のR39、それに続く予定のH38はどういう塗装にするのか……
まだ考え中のようです。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から作業になる。
短砲身のオチキス、H38も作れるけど……
タイトルの通り、まずは長砲身ルノー軽戦車のR39から進めていこう。

ちょっと調べたんだけど、こっちも尾橇の有無とかキューポラハッチの形とかでキットとは異なる形態の車輌も多いんだよね。
どういう仕上がりになるのか……。

尾橇の形はルノーとオチキスで異なるので、流用は不可ですな。
ただ他社製品では尾橇なしのR39はあるみたいで。

厳密に画像が残っている車輌にするか、筆者の想像でそれらしく塗ってしまうか。
組み立てながら考えておこう。

続きは次回!
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